天才たちの他愛のない日常を覗こう「天才たちの日課」読書録

 

天才たちの日課を読んだ。


どんな内容が書かれているかと言えば、タイトルどおり作家や画家など、芸術における天才たちの毎日繰り返される日課について延々と紹介されている本である。

 

 

 

 

たとえば、アーネスト・ヘミングウェイが毎朝何時ごろに起きて、いつ頃執筆活動をして、仕事前に何本の鉛筆を削っていたのかとか、パブロ・ピカソがどんなペットを飼い、どんな食事を摂っていたのかなどだ。

 

おおよそ、その天才たちの偉業にはほとんど触れておらず、ただシンプルに日課にのみ光を当てているのである。ひとりあたり2、3ページにまとめられているのだが、これが飽きない。面白いのだ。小気味よいリズムで次から次へと違った天才の日課に話題が移る構成にハマってしまった。

 

紹介されている天才は全部で161人。全員にそれぞれの日課とルーティンがあって、丹念によく調べていて興味をそそられる。眠る前に読んでいたのだが、読破までの毎日の楽しみだった。この本を読むのがしばらくの間俺の日課となっていた。

 

マルクスは金銭管理能力が著しく欠如していたとか、ストラヴィンスキーは作曲に行き詰まると逆立ちをしたとか、帯に書かれた短文だけでも思わずニヤリとしてしまう一冊。

 

ここのところいろいろな本を買い漁って、読み漁っていたんだけど、これはかなり当たりの部類だ。

 

384ページにぎっしり面白さが詰まっているので、俺は一度読み終わった後、すぐに2回目を読み始めたくらいだ。気軽に読めるのでオススメ。

 

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