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ノーヒットノーランの歴史を振り返ってみようと思う

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昨日は仕事で観戦できなかったんだけど、広島カープのドラフト1位ルーキー・加藤がノーヒットノーランに迫ったらしいね。

 

惜しくも9回1死でバレンティンに打たれちゃったみたいだけど、それでも充分凄いよ。鮮烈なデビューとなったなあ。

 

 

 

 

プロ初登板初勝利がノーヒットノーランなら、近藤真市(中日ドラゴンズ)以来2人目の快挙だったらしい。

 

でも、カープでプロ初勝利がノーヒットノーランだったら、それこそ「外木場義郎の再来だ」なんて言われて大騒ぎだっただろう。

 

外木場といえば3回もノーヒットノーランをしているカープ初優勝の立役者的エースだ(そのうち1回は完全試合)。

 

 

 

NO-NOの歴史

 

ひとくちにノーヒットノーランと言っても、達成のされ方は様々だ。

 

中でも面白そうな達成のされ方をしたものを抜粋して、紹介していってみよう。

 

人間機関車の異名を取るほどの俊足選手だった呉昌征は、野手登録されているのに登板して達成している。

 

今や国会のセンセイになってしまった堀内恒夫も達成しているんだけど、達成した試合で自ら3打席連続本塁打をぶっ放しているから驚きだ。

 

また気の弱さが弱点だった今井雄太郎は、登板前に根本隆夫コーチにビールを飲まされ覚醒。以来、信じられないほど良いピッチングをするようになり、後に完全試合を達成することになる。(もっとも完全試合を達成したときには飲んでおらず、酒がきっかけで覚醒した投手であるというだけだ)

 

最近で印象に残るノーヒットノーランといえば、2012年のオリックス・西勇輝の達成だ。

 

その試合は小久保裕紀の引退試合

 

小久保から「真剣勝負をしよう」と言われて、いつも以上に気合を入れて登板したら達成してしまったのである。(一部では西を叩くような人もチラホラ見られたものの、プロが真剣勝負するのは当たり前のことだし、若手投手はこういうふうにしてアピールしていくのが当然なので西を叩くのはお門違いもいいところだ)

 

 

 

2017年4月8日現在、日本球界でのノーヒットノーラン達成者は89名に及ぶ。

 

当たり前なんだけど、そのひとつひとつにドラマがあって、紐解いていくと面白い発見がある。

 

今回挙げたものはごく一部だ。興味を持ったらぜひ調べてみるといい。

 

「へえ、そうなんだ!」の連発であること間違いなしだから。

 

 

 

 

 

 

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