マネー・ボール 野球書籍読書メモ②

マネー・ボール読書録④

コツコツと読んでいる。

ジェイムズのエピソードの次に俺がはまったのは、スコット・ハッテバーグのエピソードだ。

四球を選ぶ重要性を知っていて、ボールをバットに当てるのが上手く、研究熱心。

そして、ボールの見極めカットなどでしぶとく粘れるバッティング。スラッガータイプではないものの、対戦投手としては非常に厄介な存在だったハッテバーグ。

実に俺好みの選手だ。

また「打てる!」というポイントだけではなく、「打てない!」という自分の弱点ポイントもきちんと把握しているのはかなり魅力的。

 

大好きなアンドリュー・ジョーンズと はタイプは違うが、四球をよく選ぶところ(選球眼の良さ)はとても似ている。現在ハッテバーグの映像などを探索中だ。何しろ文面でしか知らない選手だから、 どんなフォームで構えて、どんな風な表情で投手を見ているのか、どんな顔をしているのか、どんな体型なのかまるで知らないのだ。

 

それにしてもマネー・ボールには個性的な選手が次々に出てくる。

 

マネー・ボールを読むきっかけとなったチャド・ブラッドフォードが本の終盤に なってようやく登場してきた。お守り代わりに偶然見つけた石ころをポケットに入れていたり、とにかく目立つのを嫌がったり、サブマリン的な投法ゆえに変化球を投げようとして指を地面に擦ったり、ゲン担ぎなのか試合が始まったら奥さんに球場から出るように指示したり、ブルペンではいつも同じ球を同じ数だけ投げたりしたそうだ。

 

マネー・ボール読書録⑤

ちまちまと読み進めて、そろそろ終わりが見えてきた。少し寂しい気がする。

 

思いのほかチャドのエピソードにページが割かれていて、個人的にはとても嬉しい気持ちになった。なぜチャドがあの独特なフォームになったのか。そのルーツであったり、子供の頃の作文であったり、お父さんの境遇であったり、チャドだけでとてもドラマチックな展開でかなり読み応えがあったなあ。

 

他の選手の項目でもそうだけど、貧乏球団であるからこそ多面的な観点を持って選手を見たアスレチックス

 

この感覚は俺自身もぜひとも持ちたいものだと思っ た。より野球を面白く観るためにも、より成長していくためにも大切なことのような気がする。創意工夫大きな流れに乗るばかりではなく、違う見方で自分で 新たな流れを見出すことがひとつ重要なことなのではないかと思った。

 

それまでの常識だったあらゆることが、すべて正しいとは限らないことも学んだ。ジェイムズやボロスという野球のデータ分析に熱心な男たちが、それぞれ、こ れまでメジャーリーグという組織ほぼ全体が信じ込んでいた常識に、疑問を抱き、自分の力で徹底的に研究し、具体的な理由を掲げて「正しくない」と公表する描写があるのだが、「なるほど」と目から鱗の連続だった。

 

常識をなぞる前に、そのなぞろうとしている常識がどういう根拠で正しいとされているのかを知ろうとする気構えが重要なのではないかと思った。それを怠ることで、何か重大なものを見落とすおそれがあるような気がしてならなくなった。読めば読むほど考えさせられるなあ。

 

それにしてもアマゾンで注文した野球抄、未だアメリカから到着していない。。。早く読みたいのになあ。でも、その前にマネー・ボールを読破しないと!

 

マネー・ボール読書録ラスト

ちんたら読んでたら結構時間かかってしまった。

 

ラストは何となくビリーのキャラクターっぽくて良かったかなと思った。

 

それにしてもこの本を一冊読んだだけで、かなり沢山の選手を知ることになった。知って、調べるきっかけになり、読了後にもう一度カードを整理してみたのだ が、「あっ、この選手は○○の場面に名前が出てきたぞ!」とか「この選手は結構期待されてたのに、気持ちの問題ですぐに放出されたんだったな」とかそういう再確認するのが楽しくなった。選手を知ることで、野球そのものをより楽しめるのでマネー・ボールを読んで本当に良かったと思う。

 

学んだことは、「物事は多角的に見ることで本質が見えるかも」ということだ。視野が狭いと、周囲の環境なんかに振り回されて、何か問題にぶつかったときに 乗り越えられないので、ものの見方は気をつけたいと思った。それだけでも大きな収穫だ。

 

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