プラムに捧げる…榎本喜八のケタ外れの凄みを語る①

プラムちゃん
ところでさ、結局どの選手が一番好きなの? やっぱりノムさん?

 

1453くん
ノムさんも大好きだね。でも、一番はやっぱり榎本喜八かな。
プラムちゃん
ごめん。やっぱりの意味がわかんない。誰それ?

 

 

 

1453くん
日本球界で一番最初に「安打製造機」って呼ばれたらしい天才打者だよ。あのノムさんが恐れ、神仏と肩を並べた稲尾も恐れた男さ
プラムちゃん
へえ、何だかよくわかんないけど凄そうじゃん

 

1453くん
とりあえずノムさんと稲尾和久の榎本に対する証言を拾ったから紹介しておこう。

 

証言者:野村克也

 

外角にビシっとコントロールされた球が来て、球審が「ストライク」とコールする。(略)榎本は前を向いたまま「ボール半個ぶん外れてるよ」とボソッとつぶやくのだ。実際、私がミットで受けた球はほんのわずかに外れている。背筋がゾッとしたことが何度かあった。

野村が語っているように、榎本は選球眼(ストライクかボールかを見極める力)に優れていた。

 

ここのルーツを補足しておくと、榎本は、高校の時に「ボールをよく見ろ」と言われてその通りにした結果、ふと感覚的に「来た!」と思う球「来た!」と思えない球があることに気づいた。

 

榎本が「来た!」と思えない球は必ずボールだったのである。

 

つまり、榎本は高校時代から並外れて優れた選球眼を持っていたいたことになる。その力はプロに入っても即通用するほどだった。

 

(それは、高卒入団1年目で146安打、16本塁打、.298を記録するとともに、リーグ最高の87個の四球を選んでいることからも証明されている)

 

証言者:稲尾和久

 

 

ボールを見送るときにもわずかに首を動かす程度なんですから、打者心理を読もうとしても何を考えているのかわからないんです。全くスキというものがなかったですね。

オレはエノさん(榎本)の目を見ているんだけど、エノさんはね、オレの目じゃなくて、どうもここ(額)を見てるような気がしたんだよ。だからエノさんが何を狙っているのか、何を考えているのか、さっぱり読めなかった。

この証言についても補足しておこう。

 

稲尾和久という投手は、まず、対峙する打者の目をマウンド上からじっと見つめる。

 

本人曰く、それは潜水艦のソナーのようなもので、視線の跳ね返り方で出方を伺うというものだった。

 

打者と目があった時に感じるモノと、それまで自分の中に蓄積しておいたデータとをすり合わせて、投げる球を決めるのだ。

 

大抵の打者なら、仕草や目の動きで狙いがわかった。それが通用しなかったのは、榎本の他に長嶋茂雄がだったという。

 

この時代、稲尾はリーグどころか球界を代表する投手だった。シーズン42勝の不滅の記録や日本シリーズ4連投4連勝など今でも語り草の伝説をいくつも持っているほどの男。

 

そんな稲尾が打席に立ってバットを構える榎本を掴みきれなかったのだ。

 

 

プラムちゃん
ナニコレ、チョースゴイんですけど。。。凄すぎて皆何言ってるかそれぞれ意味不明

 

1453くん
でしょ? まあわかりやすくどんな選手なのかを言うとさ、臍下丹田を意識して打席に立ち、バットと自分の体が一体化するほど集中させてバットを振り、万が一バットが折れようものなら血が吹き出るほどの……
プラムちゃん
ああっ、もういいもういい(´・ω・`)

 

1453くん
そう遠慮しなさんなって。よし、次の記事では「神の域」についてのアレコレを話してあげるよワクo( ̄▽ ̄o)(o ̄▽ ̄)oワク
プラムちゃん
ひいっ、また怖い言葉が出てきた。。。帰りたい

 

 

 

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