鬼よりも恐ろしい女の先生がする習字教室に通っていた。。。

 

小学生の頃、スイミングスクールの火曜日と同様に習字の水曜日も憂鬱で仕方がなかった。

「何でこんな目に遭わないといけないのか。。。」と背中を丸めて習字道具の入った四角く重たいカバンをかごに入れ、自転車を漕いだ。

鬼よりも恐ろしい女の先生

 

家から1キロくらいのところに、鬼よりも恐ろしい女の先生が習字教室を開いていた。

どういう経緯なのか覚えがないが、俺もそこに通わされていた。そこには小学1年~中学3年生くらいまでの生徒が10数人いたのだが、誰一人口を開かず、黙々と筆を走らせていた。鬼よりも恐ろしい女の先生が怒らないようにするためだ。

 

拳時々怒号のち蹴り

その鬼よりも恐ろしい女の先生は、何と言っても平気で手を出してくるから大変だ。

基本的にオリコウサンで通ってきた俺でさえ、何度か頭をぽこぽこ殴られている。

殴る。怒鳴る。蹴っ飛ばす。三拍子揃った鬼よりも恐ろしい女の先生だが、指導の腕前はというと良かったようで在籍中に俺も習字で「準特選」、硬筆で「特選」にそれぞれ選ばれたことがあった。その面でいえば優れた指導者だったのだろうと思う。

確かな実力と、絶対的な恐怖政治でもともと大人しい生徒たちを抑えつけた鬼よりも恐ろしい女の先生。

 

今も昔もわからぬ女心

そんな鬼よりも恐ろしい女の先生だが、機嫌が良いときもないわけではなかった。ノルマを達成した生徒たちが軒並み帰り去った後、特別にお菓子を貰ったり、携帯用のテトリス(キーホルダーみたいな輪っかのついたやつ)を貸してくれたりするときもあったのだ。そんなときは、

「あれ? 今日は鬼よりも恐ろしい女の先生じゃないなあ。どうして鬼よりも恐ろしくないのかなあ」

と不思議に思ったものだが、当時も今もテンで理由がわからない。女心と秋の空ということなのか、単純に気まぐれな先生だったのか、今をもって謎のままである。

 

まとめ

この鬼よりも恐ろしい女の先生の習字教室は、4年生か5年生の頃にいかなくなって、仏のように穏やかで明るく優しい女の先生がいる習字教室に鞍替えすることになる。(辞めるか辞めないか考えていた後半頃には、鬼よりも~先生の習字教室には俺を含めて3人の生徒しかいなかった。)

やはり恐怖で縛り付けるやり方は時代的に合わなかったんだなと、今改めて思う今日このごろ。

 

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