「草野球の友」という雑誌を知っているか?

ネットを探索していたところ、面白そうなものを見っけた。

その名も「草野球の友」という、妙にそそられる「草」野球専門の雑誌である。

バカバカしいほど野球に向けた雑多な好奇心が詰め込まれたフレーズが散りばめられていて、永遠の野球大好き小僧としてはそそられずにはいられない。

調べてみると2000年発行のものらしい。小学校6年生だったな。

創刊号の拍子には「変則打法&投法で行こう!」だもんね。

草野球に王道も邪道もねえんだよ!」という本質を突きつけられたような衝撃を受け、気づくと購入していた。

俺の琴線をわし掴みにする企画のオンパレード

リリー・フランキーのバッティングフォームや投球フォームの連続写真なんか見たことないでしょ?

その連続写真見ながら石毛宏典が「ここはこうした方がいい」とかアドバイスするんだから。

浜田省吾が自分の野球史をガッツリ語った2万字インタビュー読んだことある?

軟球についてのコラムが数ページ続く雑誌を読んだことある?

野球官能小説という不可思議なジャンルの小説が驚くほど膨大な文字量分掲載されてる雑誌を知ってる?

冷やして使うバットを知ってる? もしくは覚えてる?

テキトーに掲載されている内容を羅列しただけでこの濃さ。

創刊号だから気合が入っていたのか、これでもか、これでもかってくらい詰め込まれている。

俺なんかは、この拍子を眺めるだけでお腹が膨れてくる気がしたくらいだ。

ひとりで回転テーブルいっぱいに乗った中華料理を全部喰わなきゃいけないみたいな気分。でも、どれも旨そうなんだよな、みたいな。

東京ロッキーズと石崎隆

で、実際に読んでみると、まあ実に本格的かつ細かいところまで掘り込んだ記事が延々と続くわけ。

中でも面白かったのは、東京ロッキーズっていう、身体に何かしらの障がいを持った人たちで結成されたチームの代表だった、石崎隆さんのインタビュー。

一気に引き込まれたね。ドキュメンタリー観てるみたいな気持ちになった。野球によって救われて、野球によって成長した男の物語なんだな。

障がいによって内気だった少年を、チームのためにガンガン前に出てアメリカ大統領にまで「俺をメジャーの始球式に出させて欲しい」と直訴するまでに成長させるんだから、やっぱり野球の魔力は底知れない。

実際、メジャーリーグにはかつてジム・アボットっていう隻腕の大投手がいたからね。隻腕でありながら、メジャーで10年も活躍して通算87勝(108敗)を記録してる。

俺は東京ロッキーズも石崎さんのことも知らなかったから、めちゃくちゃ驚いた。

野球に関して言えば、近年まれに見る新発見だったな。(ちなみに石崎さんは草野球を数年前に引退されているようである)

見逃せない、触れないわけにはいかない広告

載ってる広告も実にいい。

裏表紙には、デカめのトラックの広告がドーン。

その内側には、モバイルポケットなる手帳と携帯電話ケースが一体化になったようなカバンみたいなアイテムなんかは懐かしすぎて逆に新しく感じた。

何と言っても携帯電話がデカいもん。家庭用電話の子機くらいのサイズだもんなあ。野球とか関係なく笑ってしまった。

たけし軍団、キューバを破る!

あと、ごく小さな扱いではあるんだけど、ちょくちょくたけし軍団の話題に触れてある記事があったのも興味深かった。

どうやら、この雑誌が出た頃あたりに、たけし軍団が野球でキューバを破ったらしいのだ。

キューバなんて言ったら、当時シドニーオリンピックで銀メダル獲っちゃうくらい国際的にも野球が強い国なんだから。アマチュア野球で最強なんじゃないかって言われてたほど。どういうチームだったのかさだかではないが、面白い時代のキューバと戦って、勝っちゃうんだから、やっぱりたけし軍団侮りがたし!

まだ細かく読めてないところもあるので、それを読みながらぼんやり過ごそうかしら。

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