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初めての相撲テレビ観戦 9日目 

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前半戦折り返して、後半戦初日にあたる9日目。

 

無免許運転に加えて、嘘をついてしまった大砂嵐のことは俺にはわからないからおいておこう。

 

それはさておき、元日刊スポーツの相撲担当だった工藤隆一による「大相撲 誰も教えてくれなかった見かた楽しみかた」を購入。まだ全部は読めてないのだが、完全完璧なド素人の俺でも「ははー、なるほどなあ。そうだったのかあ」と納得と関心のあめあられ。基本的な相撲用語や決まりごとなどについての丁寧な説明や誰かに話したくなるようなウンチクなどがたくさん詰まっている。

 

たとえば、さっきちょっと触れた大砂嵐についても書いてあるので紹介。

 

大砂嵐が使うようになったので有名になったのが、「かち上げ」です。左右どちらでもいいのですが、腕を内側に曲げ、肘で相手の顎辺りをボクシングのアッパーカットのように下から思い切り”カチ”上げて、相手の体を起こす先述です。(「大相撲 誰も教えてくれなかった見かた楽しみかた」より)

 

ここを見つけたときに、「あっ! ちょうど今話題になってる力士じゃないか!」と思って読んだわけだけど、内容を読んで更に驚いたもんね。

 

まさか、白鵬が多様して問題視されてた「かち上げ」まで絡んできていて、尚且つ大砂嵐によって知名度をあげたっていう……。面白いものだなと思ったさ。

 

 

気になったメモ

 

 

 

・呼出の主な仕事→土俵築(土俵を作る)、太鼓を打つ、力士を呼ぶ、拍子木を鳴らす。

 

・呼出になるのにも力士のように下積みの修行を重ねて、少しずつ昇進していくんだな。

 

・北の富士、9日目はパーカーじゃない! タートルネックにキャメルカラーっぽいジャケット。おしゃれ。

 

・放送席の近くに小さい子がいるみたい。楽しそうな「きゃっきゃっ」が聞こえ、多分お母さんかお父さんに叱られたらしく泣き声に変わった。

 

・いきなり来たな。阿炎VS朝乃山。幕内としては初顔合わせだが、十両のときに一度戦っているらしい。そのときは朝乃山が浴びせ倒しで勝ったとのこと。

 

・なんか目がチカチカするなあと思ったら、林家ペーパー子夫妻みっけた。

 

・取組は、阿炎が諸手突きをぶっ放し、朝乃山の顔(喉か首?)を張りまくり、そのまま押し出すつもりかと思いきや、突然引き落としてみせた。実況アナも言ってたように「タイミングが抜群」だった。お見事。そういえば、9日目は四股が全然観られなかったな。。。でもまあ、見事な勝ち方が観られたし、阿炎も嬉しそうに笑ってるので良しとしよう。

 

・石浦VS大栄翔。過去の対戦成績は石浦1勝、大栄翔2勝。

 

・取組中に大栄翔のまわしの結び目がほどけかける。→式守錦太夫がキチンと結んであげていた。なるほど。それも行司の役目なのか。→組んだまま一旦止まった流れだったが、石浦集中力を切らさず。下手捻りを見事に決めて勝利をおさめた。阿炎といい、石浦といい、8日目とはまた違った良いお相撲。ふたりとも見事に後半戦最初を飾ってみせた。

 

・10日目は石浦、豪風とか。俺的には初めて観る、「石浦が石浦よりも小さな力士と戦う」取組。ましてやベテラン。いまだに1勝の手負いのベテランだ。ただではすまないんじゃないかな。

 

・北の富士も9日目ゲストのさいとうたかをが言っていた「今の力士は太りすぎ」に賛成みたい。何事もほどほどが大事。

 

・毎度おなじみの大相撲癒やしの時間。千代丸VS大奄美。

 

→あー負けちゃったか。張ると同時に攻め込もうとした千代丸だったが、大奄美が上手に押し出した。凄いパワー。

 

・十両の取組表のなかに大砂嵐の名前を発見。これまた凄いタイミングで事故を起こしたよな。でも、怪我人が出なかったのは不幸中の幸いだと思う。

 

・宝富士、今日も乳首横に絆創膏。気になるなあ。

 

 

・初代立呼出の寛吉さん。とても良いファルセット・ヴォイスだわね。さすが美声と言われていたらしい男。

 

・三役呼出の重夫さんは、北の富士が力士をスカウトに行った際に「呼出になりたい」と言ってついてきたらしい。

 

・阿武松ってさ、落語にもあるよね。聴いたことはないんだけど、タイトルでは見かけたことがある気がする。一度聴いてみたいね。

 

・貴景勝VS北勝富士。両者ここまでインパクト充分で存在感があるから、互いに2勝ずつしかしてないのが違和感。

 

→両者気合入りまくり。貴景勝、取組開始と同時にロケットのように頭から飛び出し、北勝富士を弾き飛ばす。→そのまま押し出しにいくかと思ったが、一旦動きを止める貴景勝。すると、今度は北勝富士がぐいぐいと前進。一時は貴景勝の左足が土俵縄にかかるほど追い詰められたものの、今度は北勝富士が一瞬止まったのを見逃さず貴景勝、押して押して押しまくり、押し出して3勝目。

 

・御嶽海VS栃ノ心。今場所ものすごく調子のいい両力士の取組。それにしても栃ノ心はいつも思い詰めたような顔をしている。憂い顔の力士。

 

・7勝1敗同士の一番。栃ノ心はいまだ負けなしの横綱・鶴竜にしか負けてないね。

 

→栃ノ心、164kgの御嶽海を持ち上げて土俵の外にそっと置いた。お相撲さんってのは怪力なんだな。まるで重機のごとくだった。

 

・9日目結びの一番。鶴竜VS荒鷲。→モンゴル対決。1年前は荒鷲が鶴竜から自身初の大金星をあげたらしい。

 

→横綱相撲で鶴竜、寄り切り9連勝。お見事。

 

・観戦し終わってから、教えてもらって気づいたのだが、ペー・パー子夫妻のすぐそばに西川史子がいた。よく見ると一緒に写真を撮っていた。

 

 

 

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