思ひ出懐古録

究極の「マゾゲー」と言われるドラゴンクエスト7が大好きだ!

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ドラゴンクエスト7しかり、テイルズオブリバースしかり、ラジアータ ストーリーズしかり。俺が大好きなRPGはことごとく低評価。ことごとく辛辣な切り捨てられ方をしている。

 

何より腹が立つのは、低評価をしてる人たちの指摘がやたらと同意出来ることばかりだからだ。

 

ドラゴンクエスト7

 

一度でもプレイ経験のある人なら言わずもがなだが、「とにもかくにも石版集めが面倒くさい」「救いのないエピソードが多すぎる」などだ。

 

でも、そこが他のドラクエ作品にはないスパイスなんじゃないか。
食い物でいえば、クサヤとかドリアンとか、クセの強いタイプのそれなんだ。たしかにテンポも良くない。いや、悪い。

 

でも、そこが良い。

 

ときおり、ドラクエ7のことを「マゾゲー」と揶揄する輩がいるのを見かけるが、まさしくそのとおりだ。

 

だが、我々マゾプレイヤーはゲームそのものに愛情や熱情を感じなければ納得しない。ドラクエ7からは愛情も熱情もしっかり感じられるからこそ、広大な世界のどこに落っこちているかわからない小さな石版を大したヒントもなく探し続けることが出来たのだ。

 

友情+努力=勝利の方程式でクリア

 

初めてドラクエ7をクリアしたのは、中学2年生の頃だった。

 

西暦2002年。

日韓ワールドカップが開催された年だ。

 

まだネットが今ほど日常的に使われていなかった頃だから、今のように攻略サイトを参考にクリアすることは難しかった。攻略本を買ってみるという選択肢もあったんだけど、同時期にプレイしていた友達と結託して、「こいつぁ、俺らの自力だけでクリアしたろうぜ」ということで除外。

 

そう、物凄く身近に俺はマゾプレイヤーの友達を持っていたのである。

俺たちは互いに励まし合い、情報を提供し合い、切磋琢磨しながらクリアしたのだ。

 

正直、独りでは到底クリアは無理だったに違いない。まさに友情+努力+勝利の方程式にぴったり当てはまった、何物にも代えがたい体験ができた。

 

苦労してクリアした勇者たちに訪れる厳しい現実

ただ、残念でならないのは、この体験が「ゲーム」というだけで誰にも評価されないという現実があることだ。もし、これが野球部による野球を通した体験であったなら、誰もが感涙し、「ブラボー、ブラボー」とパッチンパッチン手を叩きながら褒め称えてくれるだろう。

 

でも、ドラクエ7はゲームだ。ゲームをクリアして褒めてくれる人など、この世にはいない。

 

過酷な冒険をゲーム内で乗り越え、さらに過酷な現実を乗り越えたのがドラクエ7をクリアした者たちなのである。

 

正直、最初の3,4行あたりから「俺はいったい何を書いてるんだろう」と不安になってきたが、まあ良いだろう。このブログは好き勝手、思うがままに書いていくと決めてるのだから。

 

身も蓋もないまとめ

 

ちなみにドラクエシリーズは、1~3、5~7、9をクリアしている。

 

思い出補正を含めば、ダントツで「7」が大好きなのだが、思い出補正要素を完全に排除してしまえば、ダントツで「6」が大好きであるが、それはここだけの秘密だ。

 

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