思ひ出懐古録 美味しい記事 駄菓子シリーズ

うまい棒全種喰らった俺がベスト10を決めてやるぜ!

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駄菓子の王様といえば、やはり「チームやおきんの絶対的エース・うまい棒」だろう。

しかし、ご存知のとおり、うまい棒は1種類ではない。まるでグレイシー一族のように、うまい棒一族は数が多い。

今回はうまい棒のなかでどれが一番旨いのかを決めてやろうと思う。

  もういたるところで、やりつくされた企画だろうけど楽しそうなのでやる!  

10位 やきとり味

 

こいつの凄いところは、冷凍のパッサパサの美味しくない焼鳥ではなく、ちゃんと炭火で大将が焼き上げてくれたような美味しい焼鳥を再現している風なところ。

 

ちょっと焼いた肉の表面が、少し焦げた感じさえも再現されているのが素晴らしい。甘辛く、わんぱく坊主も大好きな味に違いなかろう。

 

 

9位 たこ焼き味

 

原材料を見て、最もびっくりしたのがこのたこ焼き味だったな。

 

「青さ」や「紅生姜」などのたこ焼き味を再現するための原材料は入っているのに、肝心の「たこ」っぽい原材料は入っていない。代わりに「エビパウダー」が入っているんだよね。

 

でも、旨いから好き。表面のソースのもたらした効果なのか、他のうまい棒にはないカリカリとした食感がたまりませんな。

 

8位 エビマヨネーズ味

 

たぶん「茹でたばかりの熱々のエビに、たっぷりマヨネーズかけてがっついたら旨いよな」という発想から、どこかの誰か様が一般公募してきてくれて、登場するに至ったフレーバー。

エビの旨味+マヨネーズの旨味が相乗効果で、かなりこってり味。旨い。。。危険な旨さだ。

 

かつて、俺は毎晩うまい棒を大量に食べて、10キロも太ってしまったことがあるのだが、そのときの記憶が甦るような、危険なフレーバーである。

 

7位 わさびソースの和風ステーキ味

 

これは「プレミアムうまい棒」の1種なんだけど、コイツは凄いぜ。

 

何しろ、わさびへのこだわりが半端ではない。駄菓子なのに、原材料に「本わさび」と「西洋わさび」が並ぶ念の入れよう。

 

晩酌において、わさびをかじるくらいわさび好き男としては、評価しないわけにはいかない。個人的には「わさビーフ」の上位互換だと認識している。

 

6位 牛タン塩味

 

伊達政宗っぽいコスプレをしたうまえもん。

 

また、「牛がタンを出している」というシュールと言うかシニカルというか、よくわからないけど妙にインパクトのあるイラストがたまらないね。

 

牛タンにレモン搾って食べると、あっさりサッパリして美味しいよね。そこを丁寧に再現しているうまい棒だ。考えてみれば、牛タンを再現してる駄菓子って他にあんまり知らないな。

 

5位 チーズ味

 

感覚としては、単なるチーズ味ではなく、濃いチーズ味である。

 

チーズ大好きな俺には嬉しい存在。

 

うまい棒としては、かなり古株で1980年から親しまれているフレーバー。ことあるごとに行われるランキングでも、常に上位に食い込んでいるらしい。

 

4位 めんたい味

 

幼少期の俺としては、「うまい棒=めんたい味」「めんたい味=うまい棒」という認識があった。

 

子どもが食うにしては、額に汗がにじむくらい少し辛めなんだけど旨い。

 

ちなみに「めんたい味」だけど、「たら調味料」なんだよね。ちょっとした衝撃だった。

 

3位 なっとう味

 

作り手の「なっとう」への強いこだわりが垣間見えるフレーバー。

 

「納豆パウダー」や「納豆シーズニング」、「ネギパウダー」などを原材料として使用することで、口に入れたときの納豆特有の風味とネバネバ感を再現させているのである。

 

納豆が好きな俺としては、かなり嬉しいクオリティであるが、逆に納豆嫌いな人なら思い切り拒否するくらいのクオリティであるとも言える。納豆好きはぜひ。

 

2位 シュガーラスク味

 

「穴が空いてないうまい棒」である。しかも、「お菓子のエースストライカー」を自称している、自信満々の新進気鋭のうまい棒だ。

 

だけど、自信に満ちあふれているだけのことはあって、本当に旨い。ふんわり香る甘い香りと、じんわり広がっていく甘みは「これを食ってしまえば、お前はたちまちおデブちゃんになるぜ」と言われても、たまらず食べてしまう魔力を秘めている。

 

1位 コーンポタージュ味

 

駄菓子では結構みかける「コンポタ味」。前にも書いたけど、俺はこの味が大好き。

 

とうもろこし特有のまろやかな甘味と、絶妙な塩加減。まさに塩梅を極めたフレーバーと言っていいだろう。

 

また、忘れてはならないのが「コーンポタージュの再現性の高さ」である。何気に散らされているパセリが、その高いクオリティを体現させていると言っても過言ではなかろう。

次のページでは「今回惜しくも選ばれなかった、うまい棒一族の方々」をまとめる。

まとめ

先に紹介したベスト10以外のうまい棒には、「とんかつソース味」「やさいサラダ味」などの定番のフレーバーから、プレミアムうまい棒シリーズの「モッツァレラチーズ&カマンベールチーズ味 Wテイスト」「明太子味」などがあるが、彼らは実に惜しかった。俺の脳内投票でいえば、あと数票の差しかなかった。一票の格差が如実に出てしまった結果と言えるだろう。

 

とくに、プレミアムうまい棒シリーズは通常のうまい棒に比べて、10円高い。それだけに味のレベルは相当高いと言える。現に、ベスト10入りを果たした「わさびソースの和風ステーキ味」は他の選出者と比べても、ダントツで高貴なオーラを放っている存在だ。

 

しかし、「モッツァレラ~」と「明太子」がなぜ選ばれなかったか。

 

理由は単純明快。

 

すでに完成され、長年トップ選手として活躍し続けている「チーズ味」と「めんたい味」の存在との比較が理由だ。

より高級路線でモッツァレラとカマンベールを使用した贅沢な「モッツァレラ~」にしろ、たら調味料を使用した馴染み深い「めんたい味」と違って、実際に「乾燥めんたいこ」を原材料に使っており、両者かなりの本格志向の出来となっている。

 

たしかに旨い。プラス10円出して食べるくらいの価値はあるし、もしかするとそれ以上の価値があるかもしれない。

だが、従来の「チーズ味」と「めんたい味」に満足している俺からすれば、いささかクドく感じてしまうのだ。そう、このブログにおける俺の文章のようにクドいのだ。

 

そこが、比較対象の存在しない「わさびソース~」が選ばれて、その他2種が選ばれなかった一番の理由である。

 

もし、次同じような企画があるときには、ぜひ頑張っていただきたい所存だ。

 

以上、うまい棒ベスト10でした。

 

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