思ひ出懐古録

バンダイから発売されてた遊戯王カードダスを見つけたら片付けが出来なくなった

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実家の片付けをするたびに何かしらの「お宝」を発掘し、片付けの手が止まってしまう。

それだけ懐かしい記憶というのは、人々の心を奪ってしまう強力な魔なのだろう。

今回俺の心を奪い去り、片付けの手を止めさせたのは「バンダイ版遊戯王」のカードだ。

 

「バンダイ版遊戯王?」という方のために

 

「バンダイ版?」と聞いても、いまいちピンと来ない人のためにザッと説明すると、

遊戯王のトレーディングカードゲームにはバンダイから発売されたお試し版と、コナミから発売されている正規版の2種類ある。そのバンダイ版のこと。

 

もっと雑に補足説明を入れると、

 

「カードダスで買えた、キャラクターの絵の部分がCGじゃなくイラストで、裏面が濃いめのサニーレタスみたいな色合いのアレだよ!」のことである。

 

ほら、正規とされるコナミ版と違って、お試しみたいなもんだからルールもぼんやりしてるアレだよ。何故か遊戯王の原作キャラもカード化されてるアレ。

 

正直、コナミ版よりも原作に近いデザインっぽくて俺はコッチのが好きだったな。

 

とにかく、そのカードを発掘し、わんぱく心に火が点いてしまったのだよ。

 

まず、ちょっとずつ紹介していこうかね。

 

青眼の白竜(ブルーアイズ・ホワイトドラゴン)

 

遊戯王における最強の象徴みたいな存在だったね。単体で攻撃力3000なんて、当時としては破格のスケールだったもん。

 

原作では海馬瀬人というキャラクターがいて、このブルーアイズの所有者だった。

 

その海馬、当然アニメにも登場するんだけど初期とそれ以外で「海馬」のイントネーションが違うのは気のせいではないだろう。

 

文章で表現するのが難しいけど、初期が海馬(か→い↓ば↓)で、それ以外は海馬(か→い↑ば↑)みたいな感じ。どうでもいい話。

 

ちなみに、英語版のも格好いい。

 

 

 

真紅眼の黒竜(レッドアイズ・ブラックドラゴン)

 

リアルタイムに原作を読んでた世代からすると、反射的に城ノ内を思い出すね。

原作ではダイナソー竜崎が「レッドアイズはプレミア価格で数十万円する」的なことを言ってたのを覚えてる。

 

実際はそんなことはないんだけど、それでもデザインが格好いいから当時は憧れの存在だったな。ブルーアイズよりは戦力として劣るけど、格好良さなら負けてない。

 

メテオ・ブラック・ドラゴン

 

メテオ・ドラゴン+レッドアイズ・ブラックドラゴンの融合。

 

お試し版の段階で「融合」の概念があったのは、多分少しでも原作を再現したかったからだろうな。

 

でも、個人的には「融合」「儀式」なんかの特殊召喚ルールが面倒くさくて嫌いだったから、あくまで観賞用みたいな位置づけだった。

 

やっぱり単体で強くて格好いいのに憧れるわんぱく小僧だったな、俺は。

 

ブラック・デーモンズ・ドラゴン

 

デーモンの召喚+レッドアイズ・ブラックドラゴンの融合。

 

どんだけレッドアイズ、融合素材になるんだよって感じだね。

 

これも3200もの攻撃力が魅力だけど、面倒な「融合」が必要だからね。何となく惹かれなかった。格好いいデザインだとは思うけど。

 

封印されしエクゾディア

 

最後はこれの紹介をしとこう。

 

エクゾディアは顔(胴体)だけでは攻撃力1000、守備力1000の雑魚なんだけど、

両手、両足を揃えて手札に5枚揃えると、その時点で勝利が確定する特殊な効果を持っている。

 

正規版だと手札のカードを破壊するカードなんかで妨害されることが少なくないので、なかなか成立させるのは難しい。

 

でも、バンダイ版にはそんなカードは存在しない(はず)なので比較的簡単だ。

 

まとめ

好きだったバンダイ版だけど、ちゃんと決められた「ぼんやりアバウトなルール」を守って遊んだ記憶は全然ないな。

俺らの地域独自のルールだったのかもしれないけど、バンダイ版とコナミ版をシャッフルして使用しても良いことになってたから、

ごちゃまぜにして遊んでた気がする。

コナミ版の思い出も近いうちにダラダラダラダラと語ろうと思う。

 

 

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