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日米の伝説的な野球選手をベースに強打者考察をしてみた

投稿日:2017年3月17日 更新日:

長打率とOPSの比較

 

 

王貞治(通算868本塁打)→長打率.634OPS1.080

バリー・ボンズ(通算762本塁打)→長打率.607OPS1.051

ハンク・アーロン(通算755本塁打)→長打率.555OPS.928

 

.900を超えれば「素晴らしい」と言われるOPS。

上記3名のOPSがいかに飛び抜けた数値かおわかりいただけるだろう。

 

以上の比較から、ベーブ・ルースの偉大さは通算本塁打数を抜かれたからといって何も変わらないことが数字の上でも証明されている。名だたる強打者たちを抑えて歴代1位に輝く長打率、OPS。この数値を追い抜く選手は現れるのだろうか。

 

そして、日本球界からは王貞治!

 

と言いたいところだが、気が変わったので別の選手を紹介しよう。

 

景浦将

 

人によっては「零代ミスタータイガース」と呼ぶ場合もあるようだ。

 

景浦は通算25本塁打と数字だけで見れば「ん?」と思われるかもしれない。

 

ましてや先に紹介したふたりがとんでもなく大量の本塁打を記録しているから尚更だろう。

 

しかし、誰よりも多く本塁打を打ったという選手だけが強打者ではない。強打者の定義はいろいろな角度から考えることが出来るはずだからだ。

 

たとえば、打球の鋭さや重さが突出していて、対戦する投手が「コイツに投げるのは怖いな」と思うようなら、それもまた強打者だと思う。

 

景浦の打球はまさに弾丸ライナーで、外野フェンスでグラブにおさめてもその威力が伝わってきたという。この話などは数字には現れない強打者の証とも言えないだろうか。

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