左翼手
山本浩二。
500本塁打以上という強打が注目されがちかもしれないが、そもそも山本は万能選手として知られていた。
10年連続でダイヤモンドグラブ賞を獲得したり、捕殺数も刺殺数も外野手の歴代2位である。
さらに盗塁数も多く、231個も決めているのだ。チームにいて非常に心強い選手なのは間違いない。
投手
ここは悩むよね。先発、中継ぎ、抑えでわけられているわけでもないので、選べる選手はひとりだけ。
ある意味最難関ポイントではないだろうか。
杉浦忠、山田久志、金田正一、佐々木主浩、若林忠志、鈴木啓示……挙げていけばキリがないほど候補だらけのポジションだ。
だが、俺は選んだ。投手は、稲尾和久だ!
神様、仏様、稲尾様。シーズン42勝。怪我で思うように投げられなかったシーズンを省くと実働8年程度で276勝。
3年連続30勝以上。通算防御率1.98。ここまで驚異的な記録を残しているともはや異論はあるまい。
以上が俺のセンチュリーベストナイン。異論反論大いに結構。