カード食品と聞いてピンとくる人がいれば、相当な駄菓子通だと思うな。
一応説明しておくと、
「焼肉さん太郎」的な「魚のすり身を使った長方形のぺったんこのアレ」のことを指すようだ。(「のし梅さん太郎」の裏面に表記されている)
今!話題のカード食品、な、なんとこの値段で買えちゃう。(省略)さらにはカードタイプなのでノートやポケットにしのばせて場所を選ばずに ?に食べてみよう。
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焼肉さん太郎

これまでに一体何枚食ってきたかわからない。一体何回「ピリ辛だよ!」という焼肉さん太郎のコメントを見たかわからない。
小学生の頃は「こんなに薄い、ベーコンより薄い肉があるんだなあ。凄いなあ」と思っていた。
これが「魚のすり身にイカ粉を混ぜたものに、醤油や七味などで味付けしたもの」だと知ったときは驚いたなあ。
たしかに意識して食えばもろに甘辛いイカだとすぐにわかるんだけど、見事に信じ込んでた。
あとさっき知ったんだけど、裏面に「まれに2枚入ってしまうことがありますが、ご了承ください。」とある。
ご了承もなにも、お礼状を書いて送りたいくらいのラッキーだよなあ。
蒲焼さん太郎

焼肉さん太郎をばくばく食っていたんだけど、蒲焼きさん太郎はあんまり記憶にない。
連続で食べてみてわかったのは、焼肉さん太郎よりわずかに甘いかな?ってこと。
原材料はとくに違いはないようだったから、調味料の割合がわずかに違うのかなと。あとはイカっぽさが少ない気がする。
わさびのり太郎

七味やわさびなど、辛味が大好きな俺には最適かもしれない「太郎」シリーズのこれ。
ただ気になるのは、原材料に「わさび」の表記がないところだ。
しかし、心配ご無用。
かじってみればすぐにそれが杞憂だとわかるだろう。
きちんと「わさび」のツーンが楽しめる。ただし、ツーンが強くて「のり」の風味は探し出せずじまいに終わった。
ところでどうして彼だけ太郎の前に「さん」付けされてないのだろう。
のし梅さん太郎

駄菓子にはわりと頻繁に「梅味」が登場するな。それほどに梅が昔からずっと身近にあったからかな。
梅味は嫌いじゃないので、ちょっと楽しみ。
がっつり酸っぱいのか、甘酸っぱいのか。
さて、どちらかしら……うむ、甘酸っぱい!
梅肉エキスに浸っている性質からか、他の「太郎」シリーズに比べて柔らかい。
クエン酸が体内に漂う疲労物質を弾き飛ばしてくれるようだ。もしかすると、一番好きな「太郎」かもしれない。
さて、今回改めて食らい、パッケージを隅々眺めてみて再発見があった。
それは、「太郎」シリーズのパッケージ裏にはそれぞれの太郎による自己紹介が書かれている。
そして、更なる発見。焼肉さん太郎、蒲焼きさん太郎は「私」で、わさびのり太郎は「ボク」 。のし梅さん太郎は特になし。
おまけ
マヨたら

てっきり「太郎」シリーズかと思ったら、違った1品。
付属のマヨネーズをつけて食うというスタイル。

思わず「マヨネーズの賞味期限は大丈夫なのか?」と心配になるが、気にせず実食!
これは何て弾力のある駄菓子!
たらか? たらの実力なのか? マヨネーズとの相性抜群!
「太郎」シリーズとは違うものの旨い駄菓子であることに違いなし。