サッカー部に所属していた2002年が唯一サッカーを真面目に、熱心に観戦していた時期じゃないだろうか。いろんな意味(興行的な意味合いとか諸々の複雑な意味)で賛否のある日韓ワールドカップが俺の中で一番テンションの上がる大会だった気がする。それ以降は1試合も観ることなく現在に至る。(日本代表が一番成績を残したと小耳に挟む2010年ですら、観ていない有様。本田圭佑の暴れっぷりも観ていないのだ。実にもったいないことをしたもんだ)
2018年、ワールドカップイヤーということで今日は「2002年のワールドカップにおける日本代表戦(対ベルギー戦)」を観戦することにした。なんというか、一番テンションの上がる試合を観ておけば今年の大会こそは、どっぷりがっつりサッカー観戦を楽しめるのではないかという、浅はかな助平根性が働いているのである。
それでは早速観戦と洒落込もう。
気になったメモ(と回想録メモ)
・日本VSベルギー→俺の記憶に一番残っている対戦カード。
・この頃の選手なら、サッカー音痴の俺でも結構わかる。小野、三都主、楢崎、松田、宮本、中田浩、中田英、稲本に鈴木。戸田、柳沢、森島、森岡……。監督はトルシエ。
・しかし、1試合丸ごと収録されたDVDが販売されてたとはなあ。
・6月4日埼玉スタジアム2002
・選手たちと手を繋いでる子どもたちを観て、「15,6年経ってるから、今頃23,4か。大谷翔平くらいになってるのか」としみじみ。
・そうそう、上が白で下が青だった。(ユニフォームについて)
・試合前、中田英と小野が何か話してたんだが、何を話してたんだろう。
・そういえば、当時宮本は怪我をしてて、仮面舞踏会みたいになってたな。たしかツネ様って呼ばれてて。
・そうか、ベルギー戦が初戦だったのか。
・サッカーもトランペット応援があるのか。今もあるのかな。
・中田英がピッチに立って、サッカーしてるのを観ると「あー懐かしい!」ってなるな。
・試合開始3,4分はかなり攻められてたんだな。かなり忘れてる。
・中田英は足を怪我してたんだ。
・なるほど。ベルギー側に警戒されてたのはヨーロッパ組の中田英と小野のふたりだったか。
・2戦目がロシアで、3戦目がチュニジア。で、4戦目がトルコか。
・柳沢と鈴木のツートップ。
・ボランチは戸田と稲本。
・結構序盤から日本も攻め込んでるな。でも、ちょくちょくベルギーの激しい攻めに襲われてる。
・鈴木は結構ファウルを喰らう(もらう)のが多いらしい。
・戸田も目立ってる。赤髪とさかも、チームのためのヒールぶりも。
・ベルギーの当たりの強さはなかなかのものだ。赤い悪魔とはよく言ったもの。
・中田英が全体のバランスをとってたのか。苦労しただろうな。
・楢崎のファインセーブ。最初は「川口じゃないのか」と思った。
・前半31分、戸田イエローカード。ヒールに徹して、チームのためにあえて厳しいプレーをしている男からすれば、良くも悪くも勲章みたいなもんなんだろうな。
・中田英、終始笑顔でプレーしている。楽しんでいるようにも観えるし、チームメイトたちの緊張をほぐしてリラックスさせるためにも観える。どちらにせよ「らしい」気がするな。
・金赤のデザインの公式球懐かしい。我がサッカー部にもあったなあ。
・ベルギーの選手は大きいらしい。(ドイツはもっと大きく平均180くらいあるらしい)
・あっ、今ロスタイムって言った。やっぱりこの頃はまだアディショナルタイムとは言ってなかったみたい。
・ふと記憶が蘇った。そういえばトルコにイルハンっていたよね。(調べてみると、のちにフィギュアスケートの選手になってたらしい)→同時期にトルコアイスをメディアがとりあげてた気がする。少し粘り気のあるアイス。
・稲本、当時22歳だったのか。若いな。現在38歳くらいか。
・なるほど。ベルギーが先制したのか。オーバーヘッドキックみたいな派手で格好いいシュートを決められる。バイスクルシュートというらしい。
・小野からのパス→鈴木が飛び込み、前に足を伸ばしてつま先でボールを蹴り込みゴール。これが観たかったわけさ。はっきり覚えているのは、翌日の新聞(徳島では4大新聞以上に徳島新聞が猛威をふるっており、我が家も徳島新聞だった)にデカデカと、最高のアングルで鈴木のシュートの瞬間の写真が載ってたことだ。多分日本代表にとって初のワールドカップでのゴールなんじゃないかな。
・小野→三都主に交代。
・ベルギーが日本側を後ろから蹴り倒してもファウルをとられない場面が多い。こいつぁクセェ。香ばしいぃ匂いがプンプンするぜぇ。
・稲本がドリブルしつつ、駆け込みながらシュートを蹴り込む。日本代表勝ち越す。→自分を何度も指差しながら、駆け回るパフォーマンス。これも懐かしい。
・鈴木を引っ込めて、森島を入れたのか。覚えてないもんだな。
・宮本が後半70分すぎくらいに出場。キャプテンマークを巻きながら登場する。後々も活躍するキャプテンシーの塊の登場。
・バンデルヘイゲンにポーンとループっぽいシュートを決められてる。この場面も明確に覚えている。
・その後、日本にもチャンス(笛なってから稲本がシュートしたり)があったんだけど、そのまま2-2で引き分け。日本にとって大きな大きな勝ち点1。
でも、やっぱり思い入れのある試合というのは良いもんで、何気に16年前の記憶がよみがえるもんだな。
嗚呼、部活サボって遊んでばっかりだったなあ。嗚呼、気まぐれで気が触れたように勉強したのもこの頃だったなあ。
嗚呼、夏休みには48時間ぶっ通しでゲームやって気を失ったなあ。嗚呼、彼女が出来たけどすぐフラれたなあ。
全然サッカーの記憶はよみがえらなかったが、良いんだ。面白かったから。