一塁手
ここでいきなり悩んだ。
普通で考えれば王貞治であることに間違いはないだろう。
何しろ868本塁打の世界の王である。
しかし、それではわざわざ「待った」をかけた意味がなくなってしまうので、王以外で考えてみた。
悩み抜いた結果、榎本喜八に決定。
彼の神秘的で魅力的な打撃はもっと正しく評価されて欲しいという願望からの選出だ。
臍下丹田呼吸法を取り入れたり、短期間だけだが神の域(ゾーン)に到達した打撃道を追求し続けた侍のような打者。
二塁手
千葉茂だな。
個人的には彼の「猛牛」と言われた荒々しくも正確な「捕球と送球がほとんど同時」という守備も、しつこく粘り強いファウル打ちの技術も、自分が監督をするならぜひとも欲しいと思えるテクニックだからである。
余談中の余談だが、カツカレーの生みの親だという逸話がある。