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プラムに捧げる…俺の俺による俺のためのノムさん史まとめ

投稿日:2017年4月20日 更新日:

日本球界歴代最強キャッチャー

 

 

野村克也。愛称はノムさん、ムース。俺はこの理詰めおじいちゃんが大好きだ。

 

今回はノムさんについて得た情報を一部まとめてみたのでご紹介。

 

 

 

 

[speech_bubble type="pink" subtype="L1" icon="puramu.jpg" name="プラムちゃん"]ノムさんってどんな人なの? ぶっちゃけ「ぼやいてばっかりマン」のイメージしかないけど[/speech_bubble]

 

[speech_bubble type="std" subtype="R1" icon="ore.jpg" name="1453くん"]ほっほ~俺にノムさんを語らせるかね。良いだろう、良いだろう[/speech_bubble]

 

[speech_bubble type="pink" subtype="L2" icon="puramu.jpg" name="プラムちゃん"]しまった。。。変なスイッチを押しちゃったかな [/speech_bubble]

 

[speech_bubble type="std" subtype="R1" icon="ore.jpg" name="1453くん"]ノムさんを語ろうとすれば、「学生時代」「現役時代」「監督時代」「ぼやいてばっかりマン時代」に分けられるけど、長くなるので簡単に説明してあげよう[/speech_bubble]

 

[speech_bubble type="pink" subtype="L1" icon="puramu.jpg" name="プラムちゃん"]わ、わかりやすくお願いね [/speech_bubble]

 

[speech_bubble type="std" subtype="R1" icon="ore.jpg" name="1453くん"]
手っ取り早く箇条書きにしてみるとこんな感じさ。

・通算657本塁打は世界の王に次ぐ歴代2位。
・テスト生として入団し、1年目でクビになりかける。
・2冠王に輝いたにもかかわらず減俸される。
・テッド・ウイリアムスの本を読み込み打撃開眼。
・無邪気な同僚に努力を水の泡にされる。
・福本豊のメモリアル盗塁を献上。
・ことごとく自らのプロ野球記録を王貞治に抜かれる。

[/speech_bubble]

 

[speech_bubble type="pink" subtype="L1" icon="puramu.jpg" name="プラムちゃん"]な、何だかほとんど可哀想なのは気のせいかな?[/speech_bubble]

 

[speech_bubble type="std" subtype="R1" icon="ore.jpg" name="1453くん"]ふふふ。良い着眼点だ。ノムさんはね、俺が思うにこの世で最も哀愁の似合うプロ野球選手なんだよ[/speech_bubble]

 

[speech_bubble type="pink" subtype="L1" icon="puramu.jpg" name="プラムちゃん"]哀愁の似合う……それ本人嬉しいのかな[/speech_bubble]

 

[speech_bubble type="std" subtype="R1" icon="ore.jpg" name="1453くん"]ノムさんは、とにかく苦労人なんだよね。まずは子ども時代のエピソードを軽く触れておこう[/speech_bubble]

 

ノムさんの少年時代~おさらい~

 

ノムさんは貧しい家庭に育った。

 

お父さんは早くに亡くなっていて、お母さんも病弱。兄・嘉明さんと共に新聞配達などのアルバイトをしたり、海のそばで小さな畑を作ってサツマイモを育てたりして家庭を支えていた。

 

その畑仕事の帰りにみた月見草が野村少年の心に深く残っていて、後の「王、長嶋は太陽の下に咲くヒマワリ。自分はその陰にひっそりと咲く月見草である」という言葉につながる。

 

中学を卒業後は、ちりめん屋に奉公に出ることが決まっていた。

 

 

だから、中学3年生の「1年だけ」というお母さんとの約束で、思う存分野球を楽しむことが出来た。

 

その生き生きとした弟の姿を見たお兄さんは、自身の大学進学の夢を諦め、「就職して学費を出すから、克也を高校に進学させてやろう」と言い出し、ノムさんを高校生にしてくれた。

 

そして、念願の高校生になったノムさんは当然のように野球部に入った。山に囲まれた狭いグラウンドで、「こんなところで野球が出来るんか」と不安になったようだが、それでも一生懸命野球に励んだ。

 

ところが……

 

 

[speech_bubble type="pink" subtype="L1" icon="puramu.jpg" name="プラムちゃん"]何が「ところが」よ! 気になるじゃない![/speech_bubble]

 

[speech_bubble type="std" subtype="R1" icon="ore.jpg" name="1453くん"]うん。実はね[/speech_bubble]

 

 

しかし、高校3年生のとき、ノムさんと野球部に悲劇が起こる。

 

 

勉強、勉強の一辺倒の厳しいことで知られた清水先生が、「野球やスポーツなんて百害あって一利なし」「廃部にするべきだ」と言い出したのだ。

 

 

大変なことになったと思ったノムさんは、思い切って生徒会長に立候補して見事当選。清水先生の心象を良くして、距離を近づけようと考えたのだ。

 

 

さらに、清水先生には2人の野球好きの子どもがいることを知ったノムさんは、友達に頼み込んで2人を自分たちの試合に招待させたのである。

 

自分の子どもたちが観に行くといえば、親である清水先生もやってくるに違いないと読んだからだ。

 

 

ノムさんの読みは的中し、2人の子どもと一緒に清水先生が試合を観に来たのである。

 

 

試合後、清水先生は野球の面白さを知り、考えを改めた。

 

 

ノムさんは好機到来を逃さず、清水先生に野球部の部長になって欲しいと直訴。先生はそれを受け入れ、見事野球部一番の理解者へと変えてしまったのである。このあたりは、ノムさんらしいエピソードではないかと思う。

 

 

[speech_bubble type="pink" subtype="L1" icon="puramu.jpg" name="プラムちゃん"]このノムさん、ホントに高校生なの? すごい策士じゃない! [/speech_bubble]

 

[speech_bubble type="std" subtype="R1" icon="ore.jpg" name="1453くん"]あはは。ありがとう。ノムさんが褒められると自分のことみたいに嬉しいよ。しかもね、さらに凄いんだけど、この清水先生は「野村を何とかプロに入れてやりたい。道を切り開いてやりたい」っていうふうにノムさん最大の理解者に変わっていくんだ。[/speech_bubble]

 

[speech_bubble type="pink" subtype="L1" icon="puramu.jpg" name="プラムちゃん"]最大の理解者?[/speech_bubble]

 

[speech_bubble type="std" subtype="R1" icon="ore.jpg" name="1453くん"]うん、どうしてもノムさんをプロ入りさせたいと思った清水先生はプロ野球の監督何人かに直接手紙を送ったんだ。[/speech_bubble]

 

清水先生は、複数のプロ野球監督宛に「うちの学校に良い選手がいます。観に来て下さい」と手紙を送った。

 

すると、南海ホークスの鶴岡一人監督だけが試合を観に来てくれたのだった。

 

ノムさんはその試合で、高校3年間で唯一の本塁打(ランニング本塁打)を放つなど活躍した。

 

この段階で、ノムさんと南海ホークスは赤い糸で結ばれていたのかもしれない。

 

 

[speech_bubble type="pink" subtype="L1" icon="puramu.jpg" name="プラムちゃん"]す、凄い! 清水先生やるわね。それで、ノムさんはどうなるの?[/speech_bubble]

 

[speech_bubble type="std" subtype="R1" icon="ore.jpg" name="1453くん"]それはね……[/speech_bubble]

 

[speech_bubble type="pink" subtype="L1" icon="puramu.jpg" name="プラムちゃん"]それは……?(゚A゚;)ゴクリ[/speech_bubble]

 

[speech_bubble type="std" subtype="R1" icon="ore.jpg" name="1453くん"]ちょっと長くなったから続く[/speech_bubble]

 

[speech_bubble type="pink" subtype="L1" icon="puramu.jpg" name="プラムちゃん"]コイツ、何かムカつく![/speech_bubble]

 

 

 

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