思ひ出懐古録 雑記

1ヶ月しか一緒にいなかった子の友人代表スピーチをしてきたら、やらかした話

投稿日:2017年5月21日 更新日:

 

原稿起こしと練習

一応、最低限「友人代表スピーチ」として必要なことやマナーを予習してから、原稿作成にあたった。「別れることを想像させるフレーズはNG」とか「繰り返しを想像させるフレーズはNG」とかそういう初歩的なマナーも何となくしかわかっていなかったから、しっかり頭に叩き込んでおくと良い。

 

元々文章を書くのは嫌いではなかったし、日記のおかげでエピソードは決まっていたから原稿はすぐに出来上がった。

 

全体の構成はこんな感じ。

  1. 自己紹介
  2. お祝いの言葉
  3. 新郎との出会い
  4. 新郎を褒め称えるエピソード
  5. 改めてお祝いの言葉

 

原稿ができたら、あとは実際にそれを声に出して読んでみて、詰まりやすいところや違和感を覚えるフレーズなどをチェックして削っていく。ある程度削って修正したあたりから、今度はストップウォッチを使って何分かかるのかを調べた

 

スピーチは短すぎてもいけないが、長すぎるのもいけないと思っていたからだ。

 

 

スピーチは3~4分の間。

「えっ、短くない?」と思ったなら、こう考えて欲しい。

 

たとえばM-1グランプリにおいて、1組に与えられた時間が4分。

 

プロの芸人であってもその4分間を飽きさせずに、絶えず笑わせ続けることは困難なのに、俺のようなド素人が5分も6分もダラダラ話をしていたら、「何だよ、あの野郎。長々と。そもそも誰だよ」と舌打ちの嵐。下手をすれば石が飛んでくるだろう。

 

そして、声出しシュミレーションを繰り返し、内容を削ったり付け加えたりしながら最終原稿が完成したのが結婚式1週間前。

 

あとは時間をかけて頭に叩き込むだけだ。

 

えっ? 「メモを見ながらじゃないのか?」って? たかだか3~4分の原稿内容なんて1000文字足らず。大丈夫、大丈夫。

 

1週間が過ぎ、結婚式当日を迎えた。

 

そして、俺は当然のように盛大にやらかす!

 

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