思ひ出懐古録 雑記

1ヶ月しか一緒にいなかった子の友人代表スピーチをしてきたら、やらかした話

投稿日:2017年5月21日 更新日:

 

結婚式場がわからず迷子になる!

ここが俺の間抜けなところで、致命的な方向音痴。しっかり下調べをしていても、しっかり迷ってしまった。

 

だけど、これには理由があるんだ。「駅前の◯◯ロータリーにいけば、式場まで直通のバスが待ってるから」というから、「それならすぐ見つかるだろ。余裕、余裕」とかましていたんだ。本当なんだ。

 

お巡りさんにも聞いた。タクシーの運転手さんにも聞いた。街を歩くおじさんにも聞いた。でも、皆「いや、聞いたこと無いねえ」の一辺倒。

 

そして、しっかりとバスに乗り遅れたところで、さっき道を聞いたタクシーの運転手さんが「おい、式場わかるんだろ。直接向かえばよかろ」と声をかけてくれた。式場を伝えると「おい、それならそうと言わんか。来週姪っ子がそこで結婚式するんじゃ」と連れて行ってくれることになった。

 

「スピーチ頑張れよ」と運転手さんに励まされ、いざ式場へ。

 

 

運命のスピーチ開始!

正直言うと、スピーチがはじまるまでの数分間の記憶が飛んでいる。

 

気づくと、「それでは友人代表スピーチです」と名指しされ、フワフワとした気分でマイクの前に立ったところだった。

 

「えー、只今ご紹介に預かりました1453と申します。◯◯君、◯◯さん、そしてご両家の皆様方、この度は私のような、バスに乗り遅れてしまうような愚か者をご招待いただき、まことにありがとうございました」

 

何とか遅刻しそうになったミスを帳消しにしようと、本番中に導入部を変えた。

すると、どうやら皆さん、ご存知だったようで、笑って許してくれました^^;

 

あとは日記から拾った「入学式直後に担任の先生大激怒事件」や「熱く励ましてくれた友人はその事実をすっかり忘れていたこと」など、無理やり詰め込んだ思い出話をして、心を込めてお祝いの言葉をしっかりと言っておしまい。

 

「ご清聴ありがとうございました」とお辞儀。

 

3分半ちょい。

席に戻ってからは、見知らぬ人たちから「良いスピーチだった」「お疲れさま」「面白かったよ」とお褒めの言葉を頂戴し、気分が良くなりヘベレケになった。

 

こうして、無事ミッション達成したのである。

 

※ちなみに二次会ではしゃぎすぎて、潰れた俺は初対面の人たちにホテルへ担ぎ込まれたそうだ。飲み過ぎには気をつけようね。

 

 

 

 

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