インフルエンザで倒れてた間に放送されたラジオを1本ずつ聴いていっている。
昨日聴いたのは「和牛のオールナイトニッポンR」。最初から「(・∀・)ニヤニヤ」させてくれる、正月エピソード。「あけましておめでとうございますの挨拶は5日までのこだわりを押し付ける」「お年玉もらいっぱなしなのが申し訳ない。嫌らしくなかったら、現金書留で送りたい」などではじまった。このまま最後まで(・∀・)ニヤニヤさせてくれるのかなあと思いながら聴いていた。
ところが、何故かやたらに辛辣なリスナーのメールがたくさん届き始めてから、空気が一変。思わず噴き出させるような鋭利な放送に変わっていったのだ。(・∀・)ニヤニヤだけでも充分楽しめていたのだが、やっぱり思わず笑ってしまうような放送というのも大好きだ。
SHINJI MIZUTA J-ROCK Recommend の絶妙なダサさと素晴らしい選曲。和牛をクソジジイ呼ばわりするリスナー。変に重々しい「社会正義」というコーナー名。鍛冶職人の呪い。突然SHINJI MIZUTAをカリスマのように崇めだすリスナーなど、とても素晴らしかった。
ラジオ好きにとってはもはや常識なのかもしれない持論としては、「パーソナリティの質とメールを送ってくるリスナーの質は比例している」と言うのがある。面白いパーソナリティに対してはリスナーもかなり無茶な内容でも「きっと処理してくれるだろう」という安心感があるので、強引に送ることが出来るからだ。無理難題や言いがかりをつけてくるリスナーたちが数多く現れるということは、それだけ期待値が大きいということ。そう言った意味でも和牛に対する期待値は大きかったに違いない。
実際、辛辣なリスナーたちのメールをちゃんと面白く変えていっていたし、「やっぱり芸人さんは凄いな!」と思わせてくれるような内容だった。
今朝、弟に話すと、弟もラジオを聴いていたみたいで「面白かった」と言っていた。俺も弟も「リスナーがキーパーソンだったな。面白かった」という点で一致した。
リスナーの質が良いということは、パーソナリティの質も良いということ。期待値が大きいということというのはすでに書いたが、またそのパーソナリティが愛されていることでもあるだろう。面白くて、息の長いラジオを聴き返せば、やっぱりパーソナリティが面白いし、リスナーの質が高く、パーソナリティに対する愛情の量が凄まじいことに気づく。
俺が大好きで、命の恩人とも言える「くりぃむしちゅーのオールナイトニッポン」にしろ、何にしろ面白いラジオはパーソナリティとリスナーによって構築されている。
さて、次は「千鳥のオールナイトニッポンPremium 」かな。でも、まだ聴けてない「伊集院光の深夜の馬鹿力」も溜まってるしなあ。今日はどれを聴きながら布団に潜ろうか。