テキストの魅力に特化したゲームゆえ弱点も
ただ、「テキスト化された怪談」をひたすら読み進めていき、時折出てくる選択肢を選ぶというのを繰り返すゲームのため、めまぐるしく展開がコロコロコロコロ変わってく刺激いっぱいのゲームが大好きな人にはかなり退屈に思えてしまうゲームでもある。
また、「殺人クラブ」という難易度がバカ高い特殊シナリオがあるのだが、それはちょっと選択ミスするだけでゲームオーバーになってしまう、大変恐ろしいものである。完全に初心者ごろしの凶悪シナリオなのだが、運の悪いことに、俺は初プレイでいきなりこのシナリオにたどり着いてしまい、半泣きになりながら、試行錯誤の末グッドエンディングにたどり着いた経験を持つ。
やたら出現させるのに苦労する、隠しシナリオ2で登場する田口さんは笑顔が素敵な女の子である。