あなたはブラインドタッチできる?
ざっと説明しとくと、ブラインドタッチってのは、モニターに目を向けたままキーボードを見ないで打って自在に文字が打ち込むことね。
俺は、やや怪しいところはありつつも、そこそこの速さでキーボードが打てる。一応見ないで入力出来るから、ブラインドタッチは体得していると言えるだろう。
仕事柄、パソコンとは親密な仲なので少しでも速く入力出来るというのは重要なのである。
高校中退して暇になったので練習してみた。
ブラインドタッチ体得のきっかけは、高校を中退した直後、「何もしないのは退屈だから、何か役立ちそうなことを頑張ってみようかな」と思ったことだった。でも、しばらくは引きこもろうと思っていたので、誰かに教わらなくても大丈夫なものが良かったので、ネットでいろいろ検索して探したっけな。
そしたら、ブラインドタッチを細かく説明してくれてるサイトに巡り合った。
そのサイトで指の基本的な配置(左の人差し指を「F」、右の人差し指を「J」に……みたいなことやら、「A・I・U・E・O」の位置を覚えることやら)を学んだ俺は、
そろそろ腕試しの場が欲しいな。
と一端の感じで思い立ち、キーボード入力の実力を測れるサイトを検索。
2ちゃんねる用語でタイピングを学ぶ
すると、「井の中の蛙」ってサイトの「タイピングうらちゃん」というのを見つけた。
いわゆる2ちゃんねる用語でタイピング力を鍛えられるゲームがあって、「まさか、ブラクラとかあるんじゃねえだろうな。。。」と及び腰の内股になりながらも、面白そうだったので勇気を振り絞ってやったのよ。(ココで言うブラクラは、精神的ブラクラって言われてた、突然画面いっぱいに怖い顔がバーン!って出る感じのも含む)
やってみると、実際面白かったんだけど、評価がけちょんけちょんでね。
何だかしょぼい感じの階級で「ざんねんでした~」的なノリだったので、悔しくて毎日何時間も挑戦してね。結局、2、3ヶ月くらいやったのかな。その頃には、目標にしてた1分で80文字はクリア出来てたと思う。
結局、ほどよく煽られたのが良かったんだろうな。
その後、専門学校に進学していきなり役立った。入力する授業もあったからね。上には上がいたけど、まあ上位にいられた。それもこれも、あの引きこもり修行があったからだね。あと、最初にみた親切なサイトと、井の中の蛙(およびタイピングうらちゃん)には感謝、感謝だよ。