誰も出歩いていない、この町並みを、
ひとり撮影しながら歩いていると、あちこちから風鈴の鳴る音が聞こえてくる。
日が沈んだこともあるんだろうけど、この日は比較的涼しく、良い風も吹いていた。本当に理想的な散歩日和だったな。
でね、いつもだったら「まあ、このくらいで十分か」となるんだけど、
ふと来た道を振り返ったときに気づいちゃったんだな。
「あっ、さらに暗くなって、もっといい感じになってる!!!」って。
そう。夜の色が濃くなったことで、町並みの表情がさらに変化していったのだ。というわけで次回へ続く。