前回は森陶器にて、美しいコーヒーカップ棚に圧倒されたり、タモリさんを発見したりと初めて大谷焼をじっくり堪能した徳嶋ダイスケ。当初の目的であった、「食器を探して買う」を終えたのち、店外を探索してみることに……。
店を出ると木陰のトンネルがあった。
お店を出てみると、突き刺すような真夏の日差しがおそってきた。だが、目の前には木々で覆われ、木陰になったようなルートがあった。どうやらここを通れば、少しは直射日光を浴びずに済みそうだ。
それに明らかにこの先に何かがあるっぽい。俺は額に汗を浮かべながら、この木陰のトンネルを歩み進むことにした。
まるで五右衛門風呂のような大きなサイズの甕(かめ)が、そこら一帯に置いてあり圧巻だった。
「でっけーなあ」「いっぱいあるなあ」と驚きながらも進んでいくと、
何やら中に入れるところを発見。