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【徳島市】米津玄師 2023 TOUR / 空想 1日目に行ってきた話【アスティとくしま】

投稿日:2023年6月4日 更新日:

ミストorスモークで幻想的な会場

写真撮れないのでざっくり会場の雰囲気と印象を。たえずミストっぽいスモークっぽいモヤモヤふわふわしたものを巨大扇風機みたいなもので全体を覆っているようだった。心なしか涼しく感じたので、幻想的な演出をするのを兼ねた暑さ対策だったのかなと思っている。

午後5時 ライブスタート

主人公・米津玄師が登場するやいなや、会場は大声援と大きな拍手につつまれた。

そして、凄まじいテンポの良さで、1曲目、2曲目、3曲目と続く。3曲も一気に歌い続けたのち、ラベルをはがしたペットボトルのドリンクを飲みながら、「大塚製薬」とぼそりと言って会場を盛り上げる米津玄師。おそらく徳島でのイベントでしか発しないであろう小ネタである笑 ちゃんとラベルは剥がしてあるんだけど、多分ポカリスエットかそのあたりの大塚製薬ドリンクを飲んでいたわけですわ。

徳島県漫談からの徳嶋ダイスケが大好きな曲へ

すぐに「今、ジョージアの人だからまずいか」と微笑んでいたのが印象的だった。それから、徳島県民なら知らぬ者はいないであろう、ソウルフード・フィッシュカツの話になった。「びっくりしたんだけど、最近スティック状になってるフィッシュカツがあるんですね。……え? みんな知らない? そんなことある?」と困ったように笑う米津玄師。徳島県漫談が聞けるのは、やっぱり地元開催ならではよな。

で、今度は一気に5曲歌いあげ、彼は「大塚製薬」で水分補給しつつ、MCという名の漫談がはじまった。

もはやファンの間では定番となっている、「マインスイーパーの沼」というテッパンの漫談があり、俺は初めて知って聞いてたんだけど、「あっ、これ相当ネタくってるって状態だ」と思いながら笑っていた。その流れからの「LOSER」ね。俺の一番好きな曲だったからテンション上がった上がった笑

ちなみに俺にはこの日、どうしても聴いておきたい4曲っていうのがあって、そのうちのひとつがこの「LOSER」で、わりと序盤で聴けた「Lemon」もそうだったから、わりと早い段階で半分達成。

そして、同じブロックで「KICK BACK」がきて、3曲目。早くもリーチ。

でね、この後のMCで、本人曰く「過去一グダグダです」というトークというか、今回のツアーの「空想」についての説明があって、それはそれで盛り上がってた笑 結局説明部分は途中で終わってしまうので、「話、完走せえへんのかい!」と思いつつも、「まあ音楽に全部意味込めてるから、聴いてりゃ伝わるやろ」ってことなんだろう。

そっからも歌い続けて、あとでセトリを確認したら最終的に23曲歌いまくってるんよね。アンコール以降にも新曲入れて、5曲いってるからスゲースタミナだなと思った。結局、どうしても聴きたかった4曲の「Flamingo」もアンコール後に登場したので、全部聴けて大満足。

途中、観客席から「愛してるよー」とおじさんの野太い声が飛んで、それに対して、「愛してるハラスメントだ」と苦笑いしながらも、「愛してるよー」と返してあげる米津玄師の優しさを見たり、

これはわりと最初らへんのMCでの発言だったと思うけど、「自分がこのアスティとくしまで歌うことになるなんて思ってもみなかった」とか「大人になったってことですね」とか言ってたのよ。それを聞いてるとさ、「ああ、なんかわかるよ」って米民の方たちから袋叩きにあいそうな気持になった笑

でも、同じ徳島県で生まれ育って、同じくらいの世代で、いろいろ故郷に対して思うところがあって、でも、それが段々変わってくる感覚ってのがあって、実はそれが自分によって変わってきてるのがわかってきて……みたいなのが絶対にあるんだろうなって。もし、俺が最初から故郷大好きなタイプだったなら、異なる捉え方があったかもしれんけど、実際の俺はそう感じた。

あと興奮してて、どの曲だったか忘れたけど、ダンサーたちによる阿波踊りが入ってて「おおおおっ」ってなってた。ただ、みんな驚きすぎたのか凄いことなハズなのに固まってたな笑

いやあ良かった。あっという間の2時間半。最後は米津玄師さんの綺麗な会釈からの、ステキなエンドロールで「完」。めちゃくちゃ盛り上がって最高の締めだったんじゃなかろうか。

音楽と映像と光

俺は他の人の単独ツアーというものを知らないし、あまり音楽を生で聴くという体験をしてきていないのでよくわからない。が、米津玄師さんのライブは聴覚と視覚をすごく刺激されて感動するなと感じた。当然曲もそうだけども、作り込まれた綺麗な映像も、レーザー光による演出も緻密に組み上げられたもので、全部合わさって大きな作品になってるんだろうなと。

終始圧倒されっぱなしで、ヘトヘトになりつつも、感動しながらマーと共に帰路についた。

次のページからは、時間を数時間さかのぼり、物販ブースはフォトスポット、ライブ限定ガチャを楽しむ様を書き記しておりますので、興味ある方は是非どーぞ。

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