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【徳島市】米津玄師 2023 TOUR / 空想 1日目に行ってきた話【アスティとくしま】

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2,3か月前に弟マーが「6月3日って空いとん?」と聞いてきた。詳しく聞けば、なんとあの米津玄師のライブのチケットが2人分当たったから、一緒に行かないかということだった。そんなもん行くに決まっているではないか。

何しろ米津玄師氏は、徳島県出身のスター音楽家なのだから。一度くらい当サイトでしっかり紹介しておきたい人物のうちのひとりだった。「行くに決まってらー」と言い、一緒に連れてってもらうことに。

最近弟マーの運が豪運を自称する俺に匹敵するほど上がってきてる気がする笑

だって、先月か先々月にあったBUMP OF CHICKENのライブの抽選にも当たって、行ってきてたからね。なかなかの倍率なんでしょ? それが今度は米津玄師だぜ? やべーよ、わが弟マー。

というわけで今回は米津玄師 2023 TOUR / 空想に行ってきた話をするぜい!

とりあえず一番引きのありそうな、ライブ直前からライブ終了までからの内容から書き進めていくことにする。

2023年6月2日(土) 午後3時30分開場

物販ブースやフォトスポット、ライブ限定ガチャなどを十二分に満喫した我々徳嶋ブラザーズは、黒山の人だかりのど真ん中にいた。みな、会場であるアスティとくしまに入場するのを今か今かと待ちわびつつ、入場に必要なデジタルチケット(スクショダメなやつ)と、身分証明書(免許証など)を手にソワソワしていた。

それは俺たちも同じで、しかも、入場してデジタルチケットに刻まれたQRコードを読み込んで発券されるまでは、自分がどこの席になるかもわからないのだから、無理からぬことといえた。

そして、簡単な手荷物検査を終え、デジタルチケット免許証で本人確認を済ませた後、現場で発券されたチケットを無事GET。

※帰宅後自室にて撮影※念のため

どうやら俺たちは2階席のようだ。とりあえず席に向かう。2階Aブロックのカ列の22が俺の席だった。無事着席。

そうそう、書き忘れてたんだけど、ライブ会場内では一切の撮影録音が禁じられていた。録音は当然ダメだろうと思うが、ライブ前、ライブ後の撮影までシャットアウトとは。。。驚いた。

どうやら昨年ごろに行われたライブにて、かなり悪質な撮影録音があったらしく、ライブ開始前だろうと、終了後だろうと一切禁止。見つけ次第、データを消去の上、退場というルールが設けられていた。さらに、場合によってはライブ自体も中止という話も聞こえてきたくらいである。

悪質なテロのせいで手荷物検査が必要となり、悪質な転売屋のせいでデジタルチケットやら本人確認やらが必要となり、悪質な客のせいでライブ会場の写真の1枚すら撮れなくなった。ごく一部の人間の最低な行いによって、どんどん制限されていく時代。なんだか寂しくなったな。

ライブ開始までずっと「撮影録音禁止」のプラカード(ドッキリ大成功みたいなデカいやつ)を持った黒服のスタッフたちが、ざわざわ……と目を光らせているのが印象的だった。

ちなみのちなみに一部写真OKのところもあったので、それを撮影したのを載せておくことにしよう。

ミストorスモークで幻想的な会場

写真撮れないのでざっくり会場の雰囲気と印象を。たえずミストっぽいスモークっぽいモヤモヤふわふわしたものを巨大扇風機みたいなもので全体を覆っているようだった。心なしか涼しく感じたので、幻想的な演出をするのを兼ねた暑さ対策だったのかなと思っている。

午後5時 ライブスタート

主人公・米津玄師が登場するやいなや、会場は大声援と大きな拍手につつまれた。

そして、凄まじいテンポの良さで、1曲目、2曲目、3曲目と続く。3曲も一気に歌い続けたのち、ラベルをはがしたペットボトルのドリンクを飲みながら、「大塚製薬」とぼそりと言って会場を盛り上げる米津玄師。おそらく徳島でのイベントでしか発しないであろう小ネタである笑 ちゃんとラベルは剥がしてあるんだけど、多分ポカリスエットかそのあたりの大塚製薬ドリンクを飲んでいたわけですわ。

徳島県漫談からの徳嶋ダイスケが大好きな曲へ

すぐに「今、ジョージアの人だからまずいか」と微笑んでいたのが印象的だった。それから、徳島県民なら知らぬ者はいないであろう、ソウルフード・フィッシュカツの話になった。「びっくりしたんだけど、最近スティック状になってるフィッシュカツがあるんですね。……え? みんな知らない? そんなことある?」と困ったように笑う米津玄師。徳島県漫談が聞けるのは、やっぱり地元開催ならではよな。

で、今度は一気に5曲歌いあげ、彼は「大塚製薬」で水分補給しつつ、MCという名の漫談がはじまった。

もはやファンの間では定番となっている、「マインスイーパーの沼」というテッパンの漫談があり、俺は初めて知って聞いてたんだけど、「あっ、これ相当ネタくってるって状態だ」と思いながら笑っていた。その流れからの「LOSER」ね。俺の一番好きな曲だったからテンション上がった上がった笑

ちなみに俺にはこの日、どうしても聴いておきたい4曲っていうのがあって、そのうちのひとつがこの「LOSER」で、わりと序盤で聴けた「Lemon」もそうだったから、わりと早い段階で半分達成。

そして、同じブロックで「KICK BACK」がきて、3曲目。早くもリーチ。

でね、この後のMCで、本人曰く「過去一グダグダです」というトークというか、今回のツアーの「空想」についての説明があって、それはそれで盛り上がってた笑 結局説明部分は途中で終わってしまうので、「話、完走せえへんのかい!」と思いつつも、「まあ音楽に全部意味込めてるから、聴いてりゃ伝わるやろ」ってことなんだろう。

そっからも歌い続けて、あとでセトリを確認したら最終的に23曲歌いまくってるんよね。アンコール以降にも新曲入れて、5曲いってるからスゲースタミナだなと思った。結局、どうしても聴きたかった4曲の「Flamingo」もアンコール後に登場したので、全部聴けて大満足。

途中、観客席から「愛してるよー」とおじさんの野太い声が飛んで、それに対して、「愛してるハラスメントだ」と苦笑いしながらも、「愛してるよー」と返してあげる米津玄師の優しさを見たり、

これはわりと最初らへんのMCでの発言だったと思うけど、「自分がこのアスティとくしまで歌うことになるなんて思ってもみなかった」とか「大人になったってことですね」とか言ってたのよ。それを聞いてるとさ、「ああ、なんかわかるよ」って米民の方たちから袋叩きにあいそうな気持になった笑

でも、同じ徳島県で生まれ育って、同じくらいの世代で、いろいろ故郷に対して思うところがあって、でも、それが段々変わってくる感覚ってのがあって、実はそれが自分によって変わってきてるのがわかってきて……みたいなのが絶対にあるんだろうなって。もし、俺が最初から故郷大好きなタイプだったなら、異なる捉え方があったかもしれんけど、実際の俺はそう感じた。

あと興奮してて、どの曲だったか忘れたけど、ダンサーたちによる阿波踊りが入ってて「おおおおっ」ってなってた。ただ、みんな驚きすぎたのか凄いことなハズなのに固まってたな笑

いやあ良かった。あっという間の2時間半。最後は米津玄師さんの綺麗な会釈からの、ステキなエンドロールで「完」。めちゃくちゃ盛り上がって最高の締めだったんじゃなかろうか。

音楽と映像と光

俺は他の人の単独ツアーというものを知らないし、あまり音楽を生で聴くという体験をしてきていないのでよくわからない。が、米津玄師さんのライブは聴覚と視覚をすごく刺激されて感動するなと感じた。当然曲もそうだけども、作り込まれた綺麗な映像も、レーザー光による演出も緻密に組み上げられたもので、全部合わさって大きな作品になってるんだろうなと。

終始圧倒されっぱなしで、ヘトヘトになりつつも、感動しながらマーと共に帰路についた。

次のページからは、時間を数時間さかのぼり、物販ブースはフォトスポット、ライブ限定ガチャを楽しむ様を書き記しておりますので、興味ある方は是非どーぞ。

時は遡り 2023年6月2日(土) 午前7時50分

少し早いかとも思ったが、午前7時50分に家を出発した。ちなみに開場は午後3時30分の午後5時スタート。だけど、米津玄師というネームバリューを考えたときに、真っ先に考えたのが「程よいところに駐車場が空いてない問題」。俺らは基本公共交通機関を使わないから。

より確実に車を狙い通りに停めたかったため、かなり早めに家を出て、給油しつつ、物販で何買うみたいな話をしつつ、弟の愛車・ピヨピヨ丸はピヨピヨと走るのだった。

「俺は時計とヨーヨーとニット帽、Tシャツも欲しいかな」

「ガチャガチャもあるっぽいよ」

「マジか。そりゃせにゃならん」

なんて言いつつ。

無事車を停めることに成功した我々は、とりあえず時間をつぶしながら物販開始タイムまで近場をうろついてみることにした。

でね、今回マーに色々教わったんだけど、こういう人気アーティストのライブって物販も先着みたいになってるんだってね。俺、生まれて初めて「物販先着抽選」に挑戦したもん。結果は95番だった笑 マーは何と30番台で格の違いを見せつけられた気分。

ちなみに物販先着はいくつかのブロックに分かれていて、一番早いのが午前11時~午後12時、次が12時からの1時間で……みたいに1時間ごとに分断されているのだと聞いていた。つまり午前11時にはアスティとくしまについていれば、十分物販で買い物が出来るというわけなのだ。

でさ、これは米津玄師だけに限ったことじゃないんだろうけどさ、最近は公式サイト(アプリ)なんかで先に物販で販売される商品を予めチェックして、仮想買い物かごみたいなところに記録しておけるんだよな。で、当日物販のレジでそのアプリ開いて、QRコード差し出すとソイツを読み込んでスタッフさんが商品持ってきてくれて、すぐに会計が出来るっていうね。

しかも、支払いもクレジットカードや現金はもとより電子マネーにも当然対応してて、至る所多様化しまくりってわけよ。すごいよね。

で、近くのスーパー(キョーエイ沖浜店)の入口付近にあるカフェスペースで過ごすことにした。

俺はブルーベリーミックススムージー、マーはミックススムージーをそれぞれ選び、フライドポテトを1つずつと小腹が空いていた俺はよさげなパンを買って、イートイン。

そこで喋りながら過ごしていると、午前10時過ぎになっていた。物販が11時からなので余裕ぶっこいて、「そろそろいきますか」とゆったり立ち上がる我々徳嶋ブラザーズ。

スーパーを出て、アスティとくしまに向かって歩いた。

ウキウキしながらアスティとくしまへ。

ここに来るのは、あの四星球の20周年フェス以来だな。懐かしいぜ。モリスさん、応援してるぜ!

まだ随分早いというのに、米津玄師ファンらしき人たちがずらーっと並んで大混雑していた。

我々は顔を見合わせ、慌てて最後尾に並んだ。先着なんていうから、もっとスムーズに行くと勝手に思い込んでいたが甘かった。米津玄師を甘く見ていた。どうやら1時間ごとに区切られたブロックには数百人規模がおさめられていて、事前に先着の関門を突破していたとしても、その中でさらに「早いもん勝ち」という過酷な弱肉強食な掟が待っていたとは。。。

とはいえ、さすがは一流アーティストの物販。めちゃくちゃスムーズに進む進む。かなりの人数を瞬く間に捌いていくスタッフさんの奮闘のおかげで、40分ほどで買い物が完了。

ちなみに俺が買ったのは……まあ、いいか。それはまた帰ってからゆっくり紹介することにしよう。

無事欲しいものを購入した我々は、すぐにガチャガチャのあるスペースに向かった。

そう、なぜか物販ブースとガチャガチャのあるスペースはかなり離されていたのである。おそらくは大混雑によって、通路が完全にふさがってしまうことを防ぐためなんだろうけど、これがまあ遠くわかりにくかった笑

俺、途中何人かにガチャガチャスペースの場所教えたもんな(*´▽`*)

で、ガチャガチャもスゲー最新なんだぜ。

というのも、ガチャガチャも2種類×5,6台ずつあるんだけども、1つは現金でガチャガチャしたい人用で、なんか専用のコインを購入してから多分それを使ってガチャガチャするスタイル。

そして、もう1つが電子マネーでガチャガチャ料金を支払うスタイル。

いちいちコインに変えるために並んで、またガチャガチャするために並ぶのもしんどかったので、電子マネースタイルのほうで一気に6連ガチャ。ちなみに今回のガチャガチャにはルールがあって、1度に連続して6回以上ガチャってはならないということになっていたのだ。だから、それ以上やりたければ再度並ばねばならないのである。

とはいえ、俺もマーも「6回以上はしなくてもいいな」ということで、それぞれ6回ずつガチャって終了。一応お互い中身は見ずに、帰宅後開けて2人合わせて全8種揃えられているのか確かめてみることにした。ちょっとしたことだけど、こういう帰ってからのお楽しみも作っとくと良いよね笑

でね、このガチャガチャ開封動画は一足先にYouTubeにあげてあるんだよな。

もしよろしければご覧ください。マジでとんでもないことを起こしてますので笑

あとは物販で買ったものなどについては、あらためて記事にしたり動画にしたりして後日ちまちまご紹介していくのでお楽しみに。

それでは今回はここまで。それではしたらなー。

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