開始早々にランプキン選手に得点決められるものの、すぐにジャワラ選手が3ポイントを決めて逆転。ちなみにジャワラ選手は、昨年開幕戦でもガンバロウズ最初の得点を決めている。
すると、すぐさま例の井手選手が決めて3対4にされる。が、何とジャワラ選手がもう1本3ポイントを決めて再び逆転させる。
ガンバロウズにとって、3ポイントシュートの精度アップが課題だったかはずだから、ブースターにしてみれば、これ以上に痺れる始まり方はなかった。
その後も着実に得点を重ねていくガンバロウズ。ドーソン選手、新加入の古河選手が2本ずつ3ポイントシュートを決め、コームズ選手も第1Qだけで8得点をマーク。
そして、大好きな若狭選手のディフェンスも堪能でき、終わってみれば、32対19と大満足な出だしを味わう。
しかし、しかし、しかし!
試合前に感じた「ヤバい!」「怖い!」の井手選手、もうすでに4得点しており、持ち前の凄まじく切れて速い動きに加えて、素早く指示を出して走り回るキャプテンシーをコート上で発揮しまくっていた。
そんなこんなで迎えた第2Q。
またしても新加入のストックマン選手が3ポイントを決めてくれる。同じく新加入の大﨑選手も切れのある動きでナイスディフェンスリバウンド!
しかし、ほんの少しガンバロウズが攻めあぐねてしまう間に、アースフレンズ東京Zもコツコツ得点を重ね、モーア選手やベンレヴィ選手らの活躍により、気づけば45-42と3点差まで迫ってきた。
だが、新加入のマックスウェル選手が見事な3ポイントシュートを決めて、何とか突き放す。第2Q終了間際にランプキン選手に決められるものの、何とか何とか。
第3Q。
とうとう井手選手の2ポイントシュートで48-48の同点に追いつかれてしまう。そして、井手選手がフリースローを2本決めて逆転を許す展開に。
一気に盛り上がりをみせるアースフレンズ東京Z。
それに待ったをかける男がひとり。
ガンバロウズのキャプテン・塚本選手である。
見事すぎる3ポイントシュートを決めて、またしても逆転。試合の主導権は、そう簡単には渡さない。とんでもなくカッコ良かった。
その後も一進一退の、ひりつくような攻防戦が続いた。ガンバロウズ・ドーソン選手が決めれば、アースフレンズ東京Z・武本選手が決める。
手に汗を握る展開だったが、ここからガンバロウズは生まれ変わった姿を見せてくれることになる。
塚本選手、古河選手、ドーソン選手による3ポイントシュート3連発を含む、怒涛の攻撃。最後らへんにマックスウェル選手のも含めれば、この第3Qは合計5本の3ポイントシュートを決めていた。
第3Q終了時点で73-61。奪われかけた主導権を握り直し、新たな強さを見せてくれたガンバロウズに、まだ試合中なのに泣きそうになる。
そして、運命の最終第4Q突入。
ガンバロウズがコツコツ得点を重ねていくなか、アースフレンズ東京Zも負けじとコツコツ、じわりじわりと得点を重ねて追いかけてくる。
やはり終始動きまくり、声だしまくりの井手選手はヤバいし、怖い。残り2分30分くらいの段階で、井手選手がベンチに下がったときは、心から安堵した。それくらいヤバくて怖い選手だったのだ。
最後はジャワラ選手、コームズ選手、ドーソン選手がシュートを決め、突き放しながら勝利を手繰り寄せ、試合終了。89-77。
念願の生観戦初勝利を見届けることができた。
弟マーとメガホンでハイタッチ。
勝利後のインタビューを見て、ザックさんとベリーコーチと握手して、いろんな人たちと記念撮影している藤田社長を眺めてから、会場をあとにした。
いやあ、本当に良かった!
感想
アースフレンズ東京Zのブースターの方々の、フリースローのときに掲げるキャラクターが可愛かった。
あと帰宅後調べたんだけど、井手選手は名門・福岡第一や日体大でキャプテンやってた人みたいね。どーりでキャプテンキャプテンしてると思った。
本当に勝てて嬉しいな。噛み締めながら帰路につく。
今年はアウェー戦も観に行きたいところだ。
ありがとう、ガンバロウズ! 今年こそB2に昇格だ!
というわけで、今回はここまで。それではまた、したらなー。
※ちなみにこの記事を書いている10月12日の段階で、ガンバロウズは破竹の5連勝で単独首位! 今シーズンは無敗街道まっしぐらなのである。なんとも嬉しい限り。俺は、現地での応援は開幕戦しか出来てないけど、バスケットLIVEなるサイトに加入してるから自宅で応援しまくりだ。