野暮用につき、スーツで「腹が減った」。
ミニマム井の頭五郎さんの誕生である。俺が出先で空腹を覚えたら、まず近くのラーメン屋さんを探す。お決まりのパターンである。
スマホを取り出し、軽く探すと「やまきょう」。
中華そば やまきょう……。

人気のラーメン店のひとつとして名高いお店。
以前訪れたときは、お昼時でお客さんで満杯だったため、断念していた。が、また近くに用事が出来、昼2時を回っていたためリベンジ来店。すると、それなりにお客さんがいたものの、お好きな席どーぞだった。
念願の入店。まずは左手側にある食券機で食券を購入する。一瞬悩み、「中華そば玉子入・大」を選んだ。850円。この時代から考えたら、結構安くないか?
中央くりぬき式の長丸いカウンター席に着席。
すぐに店員さんがくりぬきルートを通りながら、食券を受け取りにきてくれた。
注文が完了したら、店内を見回す時間だ。
14時過ぎとはいえ、ちらほら他のお客さんもいるので撮影は自重。

それでも店内にどんなものがあったか、記憶したので少し脳トレタイム。
まず驚いたのが、店内にフードコートみたいな音が鳴りながらぶるぶる震えるやつがいくつも充電されていたこと。やはりお昼時などは、てんやわんやになるからだな。それにしても、単体のお店でそれを見たのは多分初めて。
それから「佐那河内産すだちで味変」という貼り紙や「定休日は水曜日」と書かれていたり、人気店ならではの有名人のサインがたくさん並んでいたりした。
また本棚にはコロコロコミックや絵本、雑誌などが並ぶ。なるほど。子どもたちの来店もウェルカムらしい。
水はアルミのタンブラー。表面がぼこぼこしていて滑りにくい仕様のやつで、なかには細かな氷がたくさん。肝心の水もしっかりばっちり美味しくて安心した。
そんな諸々にいちいち感心していると、ラーメンがやってきた!
