趣味。それは退屈な日常を鮮やかに彩ってくれるステキなもの。
これは、新たな趣味に目覚めかけている俺の記録である。
趣味に癒やしを求める友人
高校1年からの付き合いである、友人Aと趣味について語らった。
阿波踊りを習ってみたり、ボクシングジムに通ってみたり、婚活パーティーに参加してみたり、日本酒にハマってみたり、離婚してからのAはとにかくアグレッシブだ。未練があるのを振り切ろうとしているのがよくわかる。俺にはその経験がないから想像するくらいしか出来ないから、「今度水風船ぶつけ合い祭りやろうよ」「超過酷なガチキャンプやってみようよ」と提案することにしてみようと考え中だ。
静かなる趣味人
それはさておき、「お前も何か趣味を見つけろ」と言われた。
実を言うと、俺は趣味を何ひとつ公言していないから10年来の友人でさえ俺のことを無趣味人間だと思っているのだ。
「川柳」「本屋めぐり」「散歩」「友達撮影」「本を出したプロ野球選手(OB)に読書感想文を書いて送る」「ブログ」「問題集」「小説を書く」「レトロゲーム」「筋トレ」「缶詰」「駄菓子」「ドライブ」「ラジオ」「料理」「防災グッズ」「漫画」「文学」「映画」などひとりで楽しめる趣味をいくつも持っている。(「野球」(実際は主に三角ベース)もあるが、地元の友人たちとスポーツをすることはほぼないのでAも知らない)
いちいち、
「えっ、俺いっぱい趣味持ってるけど? 川柳でしょー本屋めぐりでしょー」と言うのも七面倒臭い。
だから、「うーん、そーねー」と答えておいた。
趣味をテーマにグループディスカッションスタート
Aはアイデアマンだ。次から次へと様々な趣味を挙げていく。
「スーツ」「革靴」「高級時計」「車」……。うん、お金がいくらあっても足りない趣味だ。
俺なら高級時計を、「2000円以内で買えるヘンテコな時計」に変えるし、スーツを「信じられないほどダサいTシャツ集め」に変える。車なら「変わり種のチョロQ(もしくはミニカー)」に変更だ。革靴なら……「便所スリッパを自分で色塗ったり装飾してカスタムする」かな。お金をかければ良いってもんじゃない。そんな趣味はお金持ちになってからすればいいことだ。
だが、グループディスカッション形式で話し合いをしている途中で人の意見を塗りつぶすようなことは控えておく。代わりの案を出す。
「ご当地カレーを片っ端から喰うのは? で、利きカレーするんだ」
でも、Aは「うーん」と腕組みして唸るだけだ。そりゃそうか。すぐに飽きちゃうよなあ。。。
「もっとシンプルにしてみるか。……『釣り』は?」
Aが言った。俺は「それだ!」と思った。
ちょうど最近、ヘミングウェイの「老人と海」を読んでいたのも影響したのかもしれない。
釣り
俺は人生で釣りを2回しかしてきていない。
一度目は中学の時の宿泊訓練で、延べ竿を使って遊ぶ時間でした釣り。(釣果は3,4匹金魚みたいな小さなカラフルな魚が釣れた)
二度目は家族で海釣り。第一投目から変なボタンを押しっぱなしで振ってしまい、リールがそのまま外れて飛んでってしまって終了。
こんな感じだ。
だけど、ここ数年で何度か「釣りしてみよっかなー」と思うことがあった。釣りへの思いがくすぶっていたのは事実である。
「釣り、良いじゃないか(Twitterやブログでも紹介出来るし)」と賛成。
延べ竿
釣りをするなら竿は迷うことなく延べ竿だろうな。
リールはトラウマがあるし、絡まったりぐちゃぐちゃになるかもしれないし。
あっ、釣り竿を自作してみようか。ド素人がどこまでちゃんとしたのを作ることが出来るのか試してみようかな。
こうして静かに「釣りキチ一四五三平化計画」がスタートしたのである。
もしかすると今夏中に釣りをはじめるかもしれないし、もしかするといつまで経っても始めないかもしれない。こういうのは気が向いて、心底「面白そう」「やってみたい」と思えなければ始まらない。もし、するとすれば、漁業権(?)が面倒くさそうなので比較的大らかそうな海釣りだろうか。
おまけ
そう言えばダイエットは順調につづいている。
体幹トレーニングを再開してからというもの、代謝がよくなって堤下状態だ。ちょっと散歩をしても、ご飯を食べ終わっただけでも汗をかくようになった。だから、しっかり水分補給をしながら生活をしないと大変だ。肝心の体重はと言うと、減ったり増えたりを繰り返している。
57.6~57.9の間をいったりきたり。そう簡単には落ちてはくれないもんだなあ。でも、気長に頑張ることにしよう。
体幹トレーニング+散歩+軽いダンベル作戦で代謝をよくしていくんだい!!
釣りをするのにも体力はいるだろうから、一石二鳥だ。