ゴールデンウィーク前半戦だというのに、暇だ。変に時間を持て余している。
あまりにも暇すぎるので、今まで読んできた野球漫画の登場人物を使って空想ドラフト会議をしてみよう。
楽しい連休の過ごし方でしょ。これが正しい三十路のありかただよ。良い子は真似しないでね。
設定としては、弱小球団「ドリルモグラーズ」(パワプロクンポケット2より拝借)を強化すべく、スカウトの鮫島さんに呼び寄せられた「ドラフト成功請負人(エージェント)」として雇われた俺が、ドラフト会議に紛れ込む。そして、独自の理論や理想に基づいて、野球漫画の登場人物を指名していく――という感じだ。
バカみたいな設定でしょう。
空想ドラフト2018、まもなくスタートです!
ドラフト1位 谷口タカオ(三塁手) キャプテン
ここはね、弱小球団を根底変えてくために、強烈な意識改革をするべくチームを率いる「ど根性・ザ・キャプテン」を指名ですよ。すでにプロ野球チームとして選手を囲っているチームに、まさかのルーキーにキャプテン任命の荒療治です。弱いチームを変えるには、「あいつ、バカじゃねえの?」って呆れられたり、野次られるくらいのことをしないとね。(エージェント評)
ドラフト2位 星飛雄馬(投手) 巨人の星
非常に才能ある実力を持ちながら、思い込みや起伏の激しさ、情緒の不安定さから、各球団が指名を躊躇しているところを一本釣り。この指名の意図は、投手としての能力のみにあらず。ドラ1谷口キャプテンの、ど根性理論「スポ根」色に素直に染まれるエース候補としての期待がある。(スカウトの鮫島)
ドラフト3位 山下たろー(投手) 県立海空高校山下たろーくん
夏の甲子園で大活躍した後、マンガの編集者となり、さらに転職して教師をしていた異色の男。しかし、山下もど根性野球を得意としているため、彼の獲得により、チームカラーを一気にスポ根色に塗り替えれるのではないかと期待している。決してドカベン・山田太郎と書き間違えて指名したわけではない。(エージェント評)
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