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俺が漢字検定に対して不信感を抱くようになった理由【リライト記事】

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前略、漢字検定様。。。

俺が通っていた専門学校では、少しでも就職活動に有利になりそうな資格を積極的に取ることで単位を上積みしてくれる制度があった。

だから、手始めに知名度バツグンの漢字検定を受けてみることにした。

 

いろいろと迷ったが、とりあえず2級を受けることにした。2級といえば「高校卒業程度」の難易度で、そんなに難しくなさそうだと思ったからだ。

 

でも、漢字検定に限らず、資格取得のための受験には当然お金がかかるわけだ。漢検2級なら3500円。気合の入ったランチなら2,3回分。大阪―徳島間の高速バス片道切符分。アルバイト学生だった俺からすると、片腕をもがれるような金額である。

 

絶対に落ちたくないと思ったので、ちゃんと勉強を積んで検定にのぞんだ。

 

手応えとしては微妙だった。

 

「全部埋めはしたけど、あやふやなところもいくつかあったからギリギリのラインだな」という具合だ。

 

ここで覚えていて欲しいのは、俺が「回答欄を全部埋めた」というところである。

 

俺は、小学生の頃からずっと回答欄を埋めずにテストを終えたことはない。

 

わからない問題でも何かしら埋めて提出していた。俺の解答用紙に空欄など存在したことがないのである。

ところが、衝撃の事実は結果発表の1ヶ月後に発覚した。

 

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