迷いに迷って、一番はじっこのお店で阿波ポーク丼をいただくことにした。
前回来たときは、
焼きそばをテイクアウトして駐車場で食ったんだけど、今回は店内で食うことにした。
おばあさんひとりでやっててさ、
石油ストーブの上に置かれた扇風機がまわってるっていう、シュールなお店。
風通りもよくてね、涼しい。
肝心要のポーク丼もめちゃくちゃ旨かったしね。
てっきり丼単品かと思いきや、小皿にちょいとした煮物風の野菜と、おつけもの。地味に嬉しい何ちゃって定食風な感じ。
煮物風の野菜は、本当に素朴な味付けで優しい感じでね。ガツンと塩の効いたおつけものとは違った個性の箸休めになってる。
「うめぇ、うめぇ」とむさぼり食ってるとさ、そこに「すんません」って一人の男の人がやってきた。
店にはテーブルがひとつしかないから、「相席になるかな?」なんて思いながら食ってた。まあ相席するのは別に平気だからいいんだけど、何やら店のおばあさんと話してるんだな。