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離れ小島「出羽島」でリアルぼくのなつやすみごっこをしたら死にかかった話

更新日:

浪切不動尊を経て、うっかり高知に飛び出してしまったり、巨大な「れんこん」をみたりした段階(※後日触れます)で、午前10時半すぎ。

 

「ありゃ? これ行けるんやないか?」
  となって、向かったのは牟岐港。港で釣りでもするのかって? 違います。

 

実は連絡船に乗ろうと思ったわけさ。

 

その連絡船に乗れば、
出羽島という、一切車が走らない、総人口数十名の小さな離れ小島にいけるのだ。

 

で、行ってみた。

 

  連絡船の切符はどうするのかわからないまま、恐る恐る船に近付いてくと、

 

「どうぞ乗ってください」

 

と穏やかな海の男の人が笑いかけてくれた。聞けば、運び賃は出港してから払うシステムなんだそうだ。(8月9月は片道230円。それ以外は220円)

 

ちなみに乗る前に見ておこうね、出港時間。

 

 

時刻は午前11時ちょいすぎ。連絡船の出港時間が11時10分だったので、滑り込みセーフというわけ。

 

あいにく海風にバンバンあたれる外側の席は釣り人おじさんたちがいっぱいで座れなかったが、中は空いてて座れた。
(凄まじくクーラーが効いてて寒いくらいだった)

 

思いの外、船は揺れた。
が、たかだか15分程度だから船酔いする間もなく島に到着した。

 

船を降りると、島の人たちがいて、
「え? お出迎え?」と勘違いしていると、一緒の船に乗ってた孫娘たちを迎えに来ていたらしい。

 

自分の勘違いを自慢のポーカーフェイスでごまかしながら、早速出羽島をテクテク歩き始めた。

 

島唯一の郵便局

港からすぐ近くにあった。

 

 

出羽神社

 

なかなか雰囲気ある神社。

 

島に到着して5分たらずでいきなりまわるべきスポット的なところにいけた。

 

 

こりゃ幸先いいや、と今度は海をみようと階段を駆け上がる。さながらリアルぼくのなつやすみ。(高校2年の頃、通学途中に踏み固められた雪に滑って転んだんだ際に、見知らぬマダムに「大丈夫? ぼく?」と言われた俺だ。ぼく君役に相応しかろうて)

 

高台ルート。海へと降りていってみる。

 

流木というにはデカすぎる流木

この間の台風で流れ着いたのかな?

ここが無人島なら、この1本でイカダを作って脱出出来るんじゃないかな。

 

 

町並みというか島並み

 

すれ違う島の人たちの印象はね、働き者。おばあさんも何か忙しく動いてるし
、おじさんも熱心に漁の網を弄くってるし、子どももお手伝いに駆けまわってるし。穏やかな中にも活気があるんだよなあ。

 

診療所

 

Dr.コトー的な先生がいらっしゃるのかしら。

 

でね、灯台があるっていうから、わりと急激な坂を歩いてたのよ。そしたら灯台とは違う方を指した看板を見つけた。

このときの俺は、自分に恐怖体験がジリジリとにじり寄って来ていることに微塵も気付いていなかった。。。

 

出羽小学校跡

 

何だかわからないけどさ、気になって行ってみた。

 

 

実際校舎らしきものはなく、草原が広がってたんだけど、さらに高台に体育館だけは残ってたんだな。

 

 

多分避難場所みたいな扱いなんじゃないかな、って思ったんだけど、

30歳がぜーぜー言いながら、汗だくになりながら登る坂を、島のおばあさんたちが避難出来るだろうか。

 

そんなことを考えつつ、元来た分岐に戻り、ふたたび灯台を目指して坂道を登った。
(というか、よく考えてみたら、そのために港に津波避難用タスカルタワーがあるんだよな)

 

が、途中で「あっ! これ、やばいやつだ!」ってレベルの頭痛が襲ってきた。経験上、熱中症による頭痛

 

運の悪いことに、重いからって飲み物全部車に置いてきてるから、喉がからっからなわけ。

 

頭痛いし、喉はからから。目眩もする。
  でも、灯台まではあと少しまで来ている。究極の選択だよね。

 

根性で上がりきるか、
冷静に下山するか。

 

 

で、一瞬「よっしゃ、根性で行ってブログに灯台の写真載せて褒められよう!」と腹をくくりかけたときに、

 

チラッと目にはいったのが、
  異様にデカイ蜘蛛の巣とでっぷり成長した蜘蛛。

 

赤ちゃんの握り拳くらいの蜘蛛。

 

こんなサイズが堂々と道を塞いでるってことは 結構長い間、誰も灯台に向かってないってことでしょ?

ってことは仮に根性で灯台にいけたとしても、そこで力尽きて倒れたら誰も気付かないから多分ゲームオーバーだよね。

 

それは嫌だ!
ってことで泣く泣く来た坂道を降りてったの。で、途中に自販機を見っけた。

 

砂漠でオアシスとはこのこと。
  島価格なのか10円くらい高い気がしたんだけど、命にかかわるからね。迷わず100円玉を投入したさ。そしたら、何故かカラーンとそのまま釣り銭のように落下して出てくるじゃないか!

その後10回くらい挑戦するも、小銭がむなしくリターンしてくるばかり。
とうとう買えなかった。

 

ふらふらうろうろしていると、島唯一の宿泊施設を発見。

 

 

それからお店も。本当はここで飲み物が買えればよかったんだけど、なんだか申し訳ない気がして我慢しちゃった。

 

 

すると、そこでどこからともなく、キーンコーンカーンコーン。12時をつげるチャイムがなった。

 

 

俺の記憶では、
島から牟岐港へ向かう、次の連絡船は12時20分なわけ。つまりあ20分以内に乗り場に到着しなきゃ、その次の15時まで熱中症でズタボロの体を引きずらないといけなくなるわけだ。

 

慌てて乗り場を目指すんだけど、
進むべき方向とは逆に、こんなインスタ映えなイカした船型植木鉢を見つけちゃって。

 

 

一刻も早く乗り場に向かいたい気持ちを噛み殺して、写メ撮ってダッシュ!

 

このダッシュなんかは一か八かだからね。ダッシュしたのに間に合わなかったら、体力消耗しただけで、下手をするとトドメになるかもしれないんだから。

 

結果として、
島が思ったよりも小さかったおかけで、案外余裕で乗り場にたどり着けた。
で、その付近に自販機があり、試しにお金入れたらちゃんとDAKARAが買えたっていうね。

 

時刻は12時10分。
もう船には乗れて、ガンガンに効いたクーラーに冷やされつつ、DAKARAをがぶ飲みして助かったというお話。

 

まとめ

 

「時間を忘れてのんびり過ごせる」のが売りの、場所でさえ時間に追われるという皮肉な結果に終わったわけだけど、

 

それでものんびりした空間に1時間足らずの滞在でもいられたことでかなり気分が落ち着いた気がした。(途中魂抜けかけたけども)

 

今度は宿泊施設にも泊まって、丸1日出羽島でぼんやりと過ごしてみたいなと思うね。釣りとか虫取りとかしながら。

 

あと、あえての真冬に来るとかね。

 

癒やされることは間違いないので、いろいろ疲れちゃった人にもオススメ。

 

でね、このあと港に戻り、ホテルに向かうんだけど、それはまた次回のお話。

 

 

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