俺は道の駅ひなの里かつうらで「とんこつラーメン」を待っていた。
店内はお遍路さんの団体や家族連れでごった返し、凄まじい活気に満ち溢れていた。そんな店内、俺は端っこの方でしょんぼりと肩を落としながら椅子に腰掛けていた。
こんなはずじゃなかったのになあ……。
隣に座ったカップルの口喧嘩を遠くに聞きながら、俺はひたすらラーメンの到着を待っていた。半分むしられた食券を眺めつつ、じっと……。
15分ほどしてやってきた「とんこつラーメン」。
「これ、とんこつ??」ってくらいスッキリと透明感抜群のスープに驚きつつ、「いただきます」
うん、旨いし、めちゃくちゃ熱い(;・∀・)
めちゃくちゃ久しぶりにラーメンで口の中を火傷したかもしれない。「つくづくついてねーな」と大きくため息をついた。
<しばし回想……>
しょぼくれ男のついてない1日
実は、この記事は「ついてない日ってのはトコトンついてない」というのを知らしめられた6月22日のお話後編である。
「猫神さまを祀ったお松大権現で猫に会えなかった」っていうだけならば、すでに経験済みだし「そんな日もあるわな」程度で済んだんだけど、問題はその後に続いたのだった。
正木ダムからほど近いところに良さそうな飲食店を見つけていた。一応名前は伏せておくけど、隠れ家的なラーメン屋さんである。
軽く調べた情報によれば、午前11時オープンとのこと。定休日は日曜日ということで何も問題がなかったはずだった。
ところが……。
待てど暮らせどオープンしないラーメン屋
ところが、だ。待てど暮らせどいっこうにオープンする気配がない。
40分ほど待って見たが、とうとうオープンしないままだったため、諦めて「よし、道の駅ランチを食べることにしよう」と道の駅 ひなの里かつうらにターゲットを切り替えた。
(実は前回、道の駅ひなの里かつうらに行った際も訪れる時間が早かったため、食べそびれていた)
目の前で消えた道の駅ランチ
約20分ほどかけて道の駅ひなの里かつうらへ――。
そして、道の駅ランチを食べようと店に入ると、大混雑。
お店の人に「道の駅ランチありますか?」と尋ねると、「ごめんなさい。今ちょうど売切れたところです」とのこと……。
まあ限定25食だからなあ。仕方ないよね、もう12時で昼飯時だし……。
でも、あのオープンしないラーメン屋さんでの時間がなかったら食えてたよなあと思うとやりきれない気持ちが次から次へと湧いてくるのだった笑
しょぼくれ男を癒やすラーメンと後悔
この日は本当についてなかったけど、ラーメンはやっぱり旨かった。
アッツアツのスープ。しっかり味のついた豚バラ肉。太すぎず細すぎずのラーメン。ちょっと嬉しい味付け海苔。シャキシャキもやし。コルコルめんま。……これで550円なら大満足って話だ。
ただ、妙な居心地の悪さを俺が勝手に覚えたため、やや慌て気味に食べて店を後にしてしまった。これがこの日一番の俺のダメなところだったな。。。
食事を漫然と摂ってしまった。。。この世で最もしてはならないことのひとつだ。これだけはしないと誓っていたのに……。
次から気をつけよう!!(反省会終わり!)
ついてない日から学び気づいたこと
さて、今回は非常についてない1日をお送りしてしまった俺だが、こういうときに大事なのは「今日はついてないな」にとどめておくことだと思った。
「今日は」ではなく「俺はついてないな」と考えてしまうと、しょぼくれる時間がいくらあっても足りなくなってしまう。
だから、皆さんもついてない日は「今日はついてないな」と限定してみよう。年がら年中、生涯絶えずついてない人なんか存在しない。
以上<(`・ω・´)
そう考えると、いい勉強になった1日だったな(*´∀`*)