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【昭和プロ野球】ラオウ杉本裕太郎選手おめでとうございますの記事【ミスターブレーブス】

投稿日:2021年11月1日 更新日:

ちょっと今回は野球に興味ない方には全然熱量が伝わらない記事になりそうだけど、凄い偉業を達成した徳島県の人がいらっしゃるので記事にしてみた。

オリックスの杉本裕太郎選手がパ・リーグの本塁打王になった。杉本選手は何を隠そう、徳島県出身の選手である。プロ野球ファンなら「ラオウ」の愛称で親しまれているのをよくご存じだろう。

190センチ94キログラムの堂々たる体格。いわゆる恵まれた体とかいて、恵体な選手でね。157センチ54キロの俺より随分巨大である笑

徳島県出身選手による本塁打王獲得は48年ぶりのことらしい。

48年ぶり。それを徳島新聞で読んだとき、すぐにピンときた。

「長池さんやな」と。

長池徳士(徳二)さんという、かつてパ・リーグで黄金期を築いた阪急ブレーブスの4番打者であり、ミスターブレーブスと呼ばれたガチもんのレジェンド選手である。

左肩にあごを乗せる独特のフォームから9年連続25本塁打以上という強打者だ。

特にライバル大杉勝男さんとの熾烈な本塁打王争いを繰り広げた、1972年のエピソードは熱い。1970、1971年と2年連続で大杉さんに競り負け、本塁打王を逃していた長池さん。

翌年1972年。「今年こそは」と気合十分の長池さんだったが、アキレス腱と肘の故障で1ヵ月ほど試合に出られなくなった。その結果、オールスター前の段階で15本もの差を開けられてしまった。

だが、長池さんはあきらめなかった。後半にガンガン打ち本塁打を量産。そして最終戦を迎えた段階で、大杉さん40本塁打、長池さんは39本塁打と負けてはいたものの、単独本塁打王が射程圏内に入っている状態でプレイボール。

そして、最終戦で2本塁打を記録して1本差で本塁打王を獲得したのである。そういう熱い熱い、熱すぎる伝説を持っているガチレジェンド選手なのである。

さて話は大いに脱線したが、杉本選手が本塁打王のタイトルをとった記事を見て何よりも感慨深かったのが、杉本選手も長池さんも同じ球団(厳密には異なるが、厳密には同じともいえる)の選手であるということだ。

オリックスバファローズと阪急ブレーブス。

同じ徳島県出身の、同じ球団の選手が同じタイトルをとったというのは嬉しいし、不思議な縁を勝手に思い描いてしまうものだね。

まったく関係ない話だが、長池さんには一度お手紙を書いてお返事をいただいたことがあるんだ。ものすごくサービスしていただいてね、重量オーバーでプラス10円か20円になったのも良い思い出よ笑 

さて、昭和のプロ野球大好き人間だからほとんど長池さんの話に終始してしまったけど、とにかく杉本選手おめでとうございます! 今後もロマンあふれる和製大砲として大暴れしてください<(_ _)>

長池さんの持つ球団記録338本塁打を超えるような選手になると嬉しいなあ。

以上祝福記事でした(*´▽`*)

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