ちなみに前回のと並べて比較してみよう。
こんなに見栄えのする苔むす石柱だったなんてな。
(それにしても俺の撮影位置完璧にシンクロしてない?笑 多分スマホの角度1,2度くらいの誤差なんじゃないかな)
俺の解読に寄れば、手前のが「石積パーク」で、奥のが「龍宮崖公園」って書いてあるね。どうやらこの石柱を抜けた先に公園があるらしい。
いっちょ行ってみっか!
いや、いきなり行き止まりやないか!笑
結局石柱と石柱の間を抜けて進むことは叶わず。仕方ないので別ルートに進路を見出した俺は、踵を返して、そちらの方に向かうことにした。
わりと緩やかな遊歩道を進んでいく。
途中で分岐があったのだが、とりあえず下に降りて川に近づけるルートを選択。前に先輩から「下に降りて川に入れますよ」と教わっていたから、それが見たくなったのである。
だが、途端に緩やかだった遊歩道が険しい表情を見せ始めた。
ひたすら下る道すがら、金網に囚われた謎の植物を横目に突き進んでいく。
下る下るグルグル下る。
考えてみれば、最初に渡った橋は地上70メートル。つまり70メートルの高さを降りなければならないということだ。そりゃ楽な道のりじゃない。
こういうとき「帰り道もあるよなあ」と先回りで考えてしまう、いけない俺であった。