道の駅で見つけたので買ってみたよ、ご当地ポテトチップス。よく見かけてはいたんだけど、何となく買うの気恥ずかしくて、まだ食べたことなかったので楽しみ。
早速食う!
鳴門の塩 うずしおポテトチップス
ポテトチップスの塩味って基本型が「うすしお味」でしょ。でも、これは全然違う。思ってた以上に「塩味」の主張が控えめなのね。どちらかというと、ポテトチップスというか、ジャガイモの風味の良さを味わう上で、一生懸命引き立て役に徹している塩の頑張りを感じる。
カルビーのとも、コイケヤのとも違うポテトチップスな感じで俺はかなり好き。フライドポテト感もあって、映画観ながら食べたいポテトチップスナンバーワンだね。
ただ、どのあたりが鳴門の塩なのかは俺にはまったくわからん。これだけは正直に伝えとく。
カルビーなどメジャーポテチと比べると、「形のばらつきが目立つ」とか「開封直後からいきなり湿気てる気がする」とか「ちょっと脂っぽさも気になるな」とか。粗を探せばいくらでも出てくる。
けど、この不完全さこそが、このポテトチップスの最大の魅力なのかなとも感じたな。
さんざん手厳しい意見が続いたから、フォローするわけじゃないけど、コーラとの相性の良さという点においては、メジャーポテチたちをも凌駕しているということは言っておくとしようか。
問題は値段だな笑
お土産用ってことなんだろうけど、税抜き400円(120グラム)はなかなかのお値段だよな。
ただクセになるのも事実で、文句を言いながらもついつい手が伸びてしまう。魔性のポテトチップスといえよう。旨いのは旨いし、好きなのは好きなんだけどね笑
徳島ラーメンポテトチップスとんこつ醤油味
イメージとしては、こっちのが断然コッテリしてて脂っぽさ満載って感じでしょ? でも、食べてみたら違ったよ。いや、たしかに「とんこつ醤油」の風味があって、濃厚は濃厚なんだよな。鳴門の塩味と比べて。
でも、トータルでいえば、そんなにコッテリしてないし、脂っぽくもないのよ。もっと突っ込んだ表現をしてみると、鳴門の塩味との差がよくわからん笑
たしかに風味は違う。でも、その違いは微々たるものであって、明確な違いがわからないんだよな。
いや、たしかに徳島ラーメンっぽい再現度の高い瞬間もあるにはあるんだ。でも、まばら。どのチップスを口に含んでも同等の再現度ってわけじゃないんだな。むしろ鳴門の塩味との差がわからないくらいのが多い気がする。
で、食べ進めて、「徳島ラーメンっぽさ」や「とんこつ醤油味」を探しもとめてくとさ、だんだんゲシュタルト崩壊みたいになってくの笑
「徳島ラーメンっぽさってなんだ?」と疑問がわいて、それがやがて「徳島ラーメンってなんだ?」に変わったとき、ちょっと怖くなった俺がいる。
生まれて初めてよ。ポテチ食いながらゲシュタルト崩壊しかかったのは。ただね、結構辛辣に書いてるけど、旨いか不味いかでいえば、旨いに入るよ。
だけど、徳島ラーメンを名前に冠してお土産として販売してるとなると、必然的に辛辣にもなるってもんよ。ただ旨いし、結構好き笑
それに俺みたいに喧しい消費者に負けないために、開発部も懸命に徳島ラーメンを追究してさ、くる日もくる日も「我が徳島県のソウルフードを如何にして再現するか。わが社の社運がかかっているぞ!」みたいな池井戸潤的熱い展開なんかあってさ、「徳島ラーメンってなんだ?」ってゲシュタルト崩壊しかかりながら出来上がったのがこれだって思うと、これ以上は何も言えないよな。
我が故郷・徳島県を盛り上げんがために艱難辛苦してくれたわけだもの。あんまりずけずけ言ったら悪いよな。
って徳島県の会社が作ったんじゃねえのかよ!笑
お隣のうどん県じゃねえか!
お後がよろしいようでm(_ _)m
ちなみに食べ進めていくと、だんだんとんこつ醤油味がふんわり出てくるから、企業努力の凄さにひれ伏していくしかないよな。マルシンさん、ご馳走さまでした! (オチまでつけていただき、心より感謝申し上げます)