ネタ切れ、ネタ切れ悶えていたら、ふと「まだ書いてねえのがあるじゃねえか!」と気が付いたことがあった。
そう、俺の「コメダ珈琲初体験記」である。
ご存じの方もいるかもしれないが、説明しておくと俺は今年の2月までコーヒーが大の苦手だった。なぜ苦手だったかというと、苦いからである。
だけど、大阪へ研修出張に行った際に雰囲気のいい喫茶店に飛び込んで、一か八かコーヒーを注文して飲んでみたら、「なんだ、旨いじゃねえか。この野郎!」とおかわりするほど気に入って飲めるようになったのである。
そんな経緯があり、すっかり気分はダンディズム溢れるマンダム男。チャールズ・ブロンソンになった俺は、「よし、コメダ珈琲に行ってみよう」と鼻息荒く決めたのだった。(※2020年5月現在、ふたたび飲めなくなっております)
そうして今年2020年の2月末、まだ緊急事態宣言も出されていなかった、比較的平和ボケしていた時期に家を飛び出し、初めてのコメダ珈琲に向かったのである。
これは、そんな俺の「コメダ珈琲初体験記」である。(2回目)
コメダ珈琲 吉野川鴨島店
カランコロンカラン……。
そんなコント「喫茶店」みたいな音がしたかどうかは覚えていない。が、入店した途端、ひどく懐かしい気がした。
なぜなら俺はこのコメダ珈琲 吉野川鴨島店に入ること自体は初めてじゃないからだ。まだ前職で営業マンをしていた頃に、無理を承知で飛び込みで営業をかけたことがある。
結果は当然のごとく駄目だったんだけど、対応してくださった当時の店長さんがめちゃくちゃ優しかったのと、スタッフの方々が遠巻きに「がんばれー」と応援してくれたことによって、なんか良い印象のある店舗なのだ。
その時以来の来店ということになる。
とりあえず奥のテーブル席に通された俺は、おっかなびっくり腰を下ろした。
ずいぶん前のこと過ぎて何コーヒーを頼んだのかは忘れたが、写真があるのでわかる人には伝わるだろう。
それから教えて貰っていた例のアレも忘れずに注文しておいた。
例のアレとは、シロノワールである。
コメダといえばコーヒーだけじゃなく、スイーツなどのメニューもいろいろあると聞いていた。「コメダ行くならぜひ」と教えて貰ってたのがシロノワール。
漠然としたイメージだと、温かいパンケーキの上に冷たいアイスクリームがのっかった可愛らしいやつ。俺は辛いもの好きだが、甘いものも大好きなのでワクワクしながらコーヒーとシロノワールを待ちわびた。
たしか、この日は結構混んでた気がする。だから、スマホでTwitter眺めたり、何かしらの記事を書いたりしながら、の~んびりと過ごした。
友達に「俺はもう立派な大人だ。ひとりで珈琲を飲みに来ているのだ。すごいだろう」とLINEを送って既読スルーされたりしていると、コーヒーとシロノワールがやってきた。
なんかオシャレというか、可愛いカップのがやってきた。
第一印象は「結構いっぱい入ってるな。。。コーヒー」である。
とりあえずブラックですすってみて、ふたくち目からはミルクを全部入れて飲むことに決めた。まだ俺にはコメダのブラックは早かったようだ。
しかし、この日の俺には大変心強い仲間がいた。
そう……、
シロノワールだ!!!(の小さいやつね)
どうやって食べるのが正解なのか、プロのコメダーに聞きたい。
でも、俺はプロコメダ―ではないので、すぐにシロップぶっかけて、普通にフォークでぶっ刺してアイスクリームを乗せて食った。
切れ目がちゃんと入ってるので食べやすい。
旨い! これ、誰が考えたの? 心からありがとう!!
甘いのに甘いののっけて、さらに甘いのをかけて、その上に果物まで乗せるなんて凄い攻めの姿勢だよね。こういうガンガン攻めてくる美味しいものは大好きだ。
ちなみにさくらんぼは一番最初に喰った。
オススメしてくださったフォロワーさんだったか、弟だったか、友達だったかに「シロノワールは旨いが、デカいとお腹パンパンになるから気をつけろ!」とアドバイスを貰っていたのが俺を救った。
ちなみにコメダのホームページによれば、シロノワールは「コメダの奥義」だそうだ。なんと惹かれるフレーズだろう。おじさん、そういうの大好きだ。
さらに今は期間限定でパイナップルの果肉入りクリームで作った、シロノワール ジューシーパインなるものもあるらしい。
コロナが収束した頃にもう一度行った際に食べてみたいものである。
まあ、5月28日現在で第2波の予感がビシビシ漂っているので、その日は遠いのかもしれないが、気長に待つことにしよう。
以上、俺の「コメダ珈琲初体験記」でした!