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【台車でGO】 中国料理 龍盛にて台湾ラーメンいただき候【部分的自粛解除】

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まだまだコロナウイルスが怖いので、ガンガン冒険することは自粛し続ける。

だが、それでも迫りくる車検の日

圧倒的車社会である徳島県において、車検は絶対だ。

徳島県民にとっては、命を含んだランキングの中でもかなり上位に位置するくらい重要なものである。それくらい車がないと生活が成り立たない場所なのだ。

そんなわけで厳重にマスクをし、寝癖を隠すための野球帽を深くかぶり、上板にあるオートバックスまで車検に行ってきた。

話し方がオードリー若林さん的な担当の方に愛車・鉄の棺桶3号をお任せし、一旦オートバックスを後にする俺。

車検が済むまでの間、台車を借りて近場をうろちょろ。前々から気になっていた中国料理屋さんに行って昼飯を食うことにした。(完全自粛明け一発目に「なぜ徳島ラーメンじゃなくて、中国料理なんじゃ!」という声が聞こえてきますね笑)

中国料理 龍盛

時刻は午前11時を少し回ったところ。俺以外に客はなし。

うむ。一番のり。と思いながら自動ドアの前に立つも開かない。「アレ? まだ早かったか?」と戸惑っていると、中から女将さんが出てきて「イラシャイマセー」と可愛らしいカタコトで出迎えてくれた。

適当な席に座ろうとすると、

「コッチのホウがスズシヨー」と一番涼しいとされる席をオススメしてくれた。なので、「ありがとうございます」と会釈しつつオススメの席へ。たしかに涼しい。暑がりの俺にはありがたい。

とりあえずメニューに目を通す。

この感じアソコと似てるな。

台湾ラーメン系のお店はこのお得なラーメンセットが基本なのかもしれないな。しかし、ラーメン+好きな飯もの(丼もの)で750円は安い。。。

30秒ほど逡巡。。。

定食もある。

台湾ラーメンってどんな感じだったっけな……。天津丼は別の店だけど前に喰ったしな。。。んー。。。ここはあっさり塩? でも、台湾豚骨も気にならないか? どんな味付けなのだ?

「じゃあ、コレとコレでお願いします」

俺の注文を女将さんが大将に中国語っぽい言葉で伝えているのが聞こえてくる。と同時に何故か女将さんと大将が大爆笑していたのが印象的だ。俺の注文内容は、げらげら笑えるほどだったのだろうか?

久しぶりの外食。涼しい店内でボケーっと注文した料理を待つ時間。

こんなにゆったりした気分で時間を過ごすのなんて、本当に久しぶりだ。仕事にしろ、プライベートにしろ、知らずのうちに溜まっていたストレスが解消されていくような気がする。

色んなものに対して思うことはあるし、言いたいこともある。でも、今口に出しても単なる愚痴にしかならない。ネガティブな感情は持つだけ無駄だ。

今は気づかないふりをして頑張るだけ。で、今は頑張るための栄養をとるだけ。それだけに集中すればいい。それ以外のすべては不要だ。

短い手足を組んで、小難しい顔をしていたら、

「オマタセー」と注文したアレコレが運ばれてきた。

台湾ラーメン

この店で一番オーソドックスっぽいのを選んでみた。

まずスープをすすり、あまりの辛さにむせにむせた。思いのほか辛かった。よくよく考えてみたら、この自粛期間中「熱いもの」「辛いもの」をほとんど食べてきてなかった気がする。

そのため、体が驚いたのかもしれない。

しかし、ニラやネギ、ひき肉……スタミナつきそうな顔ぶれが並ぶな笑

涼しい店内で汗だくになりながら、すするラーメンは辛くて旨かった。

炒飯

そして、炒飯にも驚かされた。

というのも、セットものの炒飯って「お茶碗一杯分」くらいのチョコンとした量のイメージがあったわけだ。

ところがどっこい、この龍盛の炒飯はフルパワーである。

アニメの日本昔ばなしのようなてんこ盛りでやってきたのだ。

内心、マジかよ!?となった笑

でも、これもまた旨いんだ。旨くてよかった(*´▽`*)

こいつをワシャワシャ喰いながら、時々ラーメンのスープを飲む。旨い。汗が噴き出す心地よさも得られるのだ。

冷奴

熱々辛々のラーメンと、熱々の炒飯で汗だくになった体を冷やしてくれるのが、この冷奴。しかし、メニューのどこにも載ってなかったけど一体何だろう。(何だかんだと聞きそびれてわからずじまい)

こぶりな豆腐の冷奴でちょうどいいボリューム。

ひと口でおさまるサイズが嬉しい。

ちなみに、このセットを持ってきてくれたときに女将さんが「ゆで卵もアルヨー」と言ってくれていたんだけど、さすがにこの量を喰ったら腹いっぱいでゆで卵までは食えなかった。

いやあ、喰った喰った。久しぶりの大満腹に元気100倍だ。食べることは生きることだと誰かが言ったそうだが、それを実感しながら店を出た。

さて、次はいつ外食出来るかな。いや、冒険はいつから再開できるかな。。。コロナがおさまっても行けそうにない現実から目を背けながら台車に乗り込む俺であった。

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