唐突にぶしつけな質問をひとつ。
皆さんは顎の骨を削って親知らずを引っこ抜いたことはありますか?
文字に起こすと、かなり怖い響きだね笑
さて前回までのあらすじとしては、
2ヶ所の歯医者さんから匙を投げられた親知らずに苦しむ徳嶋ダイスケ。歯医者さんに書いて貰った紹介状を手に徳大付属病院に「たのもー」したが、「今日は無理やな。明日は来れる?」「はい、大丈夫っす」「ほな明日手術ね。殴られたみたいに腫れるけん覚悟してな」
こんな感じ。
顎の骨を削って親知らずを引っこ抜きに、2日連続で徳大付病院にやってきた俺。
待つこと40分。
「徳嶋さーん、どーぞー」
先生が呼んでくれたので、「よし、歯を引っこ抜いてもらうど!」と鼻息荒く「はい!」と立ち上がったよ。
で、席について、手術の承諾書みたいなのやら何やらをお渡しして、手術開始!
これから骨を削って抜歯か。
テンション上がるぜ!笑
俺ね、こうした非日常的なイベントにテンション上がっちゃうんよ。アドレナリンが出過ぎちゃうのかしら?
青い口だけ出るシートをかぶさり、開口!
麻酔を4ヵ所くらい打ち込んだかな。すぐに感覚がなくなり、やがて先生たちの会話を聞く余裕が生まれてきた。
途中で先生が、
「あー、そうそう。紹介状書いてくれた先生と私、同期なんよ」と教えてくれた。「ふぇ~ふぉんふぁふぇふふぁ! ふふぇ」と答えた。
世間は狭いぜ!
ちなみになまこマンさんも、この先生をもしかしたらご存知かもしれないとか、いないとか。
世間は狭いぜ!
でね、もっと驚くことになってくのよ。
しばらく先生ともう一方がふたりがかりで、俺の親知らずを見てくれてたのね。
で、カチャカチャ色々しているうちに、先生のリアクションが変わってったの。「ん?」「あれ?」みたいな笑
手術中にそう言う感じってなんか怖いでしょ笑
え? 何? そんなヤバいの! みたいな。
ドキドキしながら成されるがままだったんだけど、そのうちに先生がさ、
「あっ、とれた!」
え!? まだ骨ゴリゴリしてないよ!?
「綺麗にとれたわ。かなりラッキーよ」と先生。「綺麗に縫うとくわね」と凄まじい勢いで縫い合わせ、抜歯完了!
まさかの骨ゴリゴリなしで抜歯が終わるなんて!
先生の腕が良かったからやな、きっと。負担ほぼなし。ありがてー(*´∀`*)
最後に「抜いた歯どうします?」と聞かれたので、即答で「持って帰ります!」。
一応写真撮ったんやけど、おっさんの歯を載せたら引かれるやろうから載せない笑
でも、めちゃくちゃ綺麗に抜けてた!
「奥歯!」って感じの綺麗な形やったよ。
最後は自動精算機で支払いを済ませ、痛み止めと化膿止めと胃薬みたいなのを薬局で受け取って完了。
抜歯は普段行ってる歯医者さんで行なっていいらしい。
ふぃ~何とか無事骨を削ることなく、抜歯が完了してよかったぜ~(*´▽`*)
というわけで気負いが凄かった分だけ「なんじゃ」という感も否めないが、痛い思いをしなくてよかった。以上抜歯記事でした。