先に書いておくけど、俺は悪質なクレーマーなんかではない。
あらかじめ「発送が遅れます」みたいな具合でひと言連絡を貰っていれば、わりと気長に待てる方だ。
仮にトラブルがあって商品が到着しなかったとしても、ちゃんと対応さえしてくれれば納得もする。
でも、何の連絡もなく商品がいつまでも届かず、1週間経過するとさすがに不安になってくる。
待てど暮せど届かぬ「シン・ゴジラ」
先週の水曜日(3月28日)に「あっ、シン・ゴジラ観ときたいなあ」と思って、Amazonで購入することにした。少しでも安い方がいいと思い、Amazonに出品されたDVDを購入。新品ながら数百円お得に買え、「遅くても土曜か日曜までには届くだろう」とワクワクしながら待っていた。
発送完了の連絡が来たのが翌日3月29日の晩。ここまでは「まあ、そんなもんか」と特に気にもしていなかった。
だが、到着予定日の4月2日になっても届く気配がない。どこの運送業者なのかも知らされていないため、近所にクロネコヤマトや佐川急便、郵便さんが通りかかるたびに「来たかなあ」とソワソワするはめになった。だけど、うんともすんとも言わない。
結局、何の音沙汰もないまま本日4月5日を迎えてしまった。
蘇る紛失のトラウマ。。。
「あれ? もしかして、俺んちに来るまでに紛失したんじゃないだろうな」と不安になった。
実は、過去に2回ほど発送したものが相手先に届かず、そのまま行方知れずになってしまったことがあるのだ。追跡機能があっても、紛失するときはするのだと知った。(そのときはクロネコヤマトでの発送だったのだが、支店長さんが直接自宅を訪れ、誠心誠意のこもった謝罪とわかりやすい説明を受けたので納得した)
出品者に「運送業者と問い合わせ番号を教えてください」と言った旨のメールを送るも、「弊社が直接問い合わせてみます」とよくわからない返信。
ますます不安になっていき、「ああ、これは紛失しちゃったんだろうな。返金してもらわなきゃな。面倒くさいなあ」と思っていた矢先、ブツが我が家のポストに投函された。
そして、愕然。。。
届いたのを確認すると、クロネコDMという発送方法で問い合わせ番号が貼られていたので、それを使って出品者から我が家へ届くまでの一連の流れを確認してみた。
普段なら「到着したんだから別にいいか」と調べはしないんだけど、どうしても納得がいかなかったためチェック。
すると、発送日が4月2日となっているではないか。。。
ええええっ! じゃあ絶対に予定日(4月2日)に届かないじゃん!!
っていうか3月29日の発送完了メールは何だったんだよ!!
あたしゃ怒ってんじゃないの。悲しいんだ!
あのね、俺は別に到着が遅くなったからこんな記事を書いているわけじゃないんだ。
発送が遅くなるのなら、「遅くなります。ご容赦下さい」の1文で良いから先に言ってもらっていれば、1000文字を超す記事なんか書かないんだよ。嘘をつかずとも良いじゃないかってこと。出品者が「3月29日に発送しました」なんて嘘をつかなければ、あんなに不安になってヤキモキしなくて済んだのに……ってことだ。
もちろん気持ちがわからないでもない。発送が遅くなれば心証が悪くなるかもしれないって不安があるだろうから。(俺もオークションで出品してたときは出来る限り早く、最短で落札者さんのところに届くように苦心したものだ)
でも、結果として全部それ以上のマイナスになってるわけだ。
しかも、その出品者のレビューを見たところ、俺と同じように「予定日を超えてなお未着」「知らされた発送日と実際の発送日が違う」と言った人々のコメントがいくつかあったのを見て、少しも好意的に捉えることが出来なくなってしまった。とても悲しい気分になったのである。
まとめ
どこの誰とは書かないけど、そういう出品者は気をつけたほうが良い。
遅くなるときだってあるだろう。そういうときは先に記載するとか、早めに連絡をして誠実に対応しておけば、誰しも鬼じゃないんだから。
大抵許してくれるものだ。(もちろん中にはどうしたってブチ切れる狭量なクレーマーはいるが……笑)
今回この出品者から学んだことは、「何だかんだで誠実にやっとくのが一番」ってことだね。
そういう意味では俺はこの一件でいい勉強になったし、結局商品も無事届いたから、「まあ、良いか」となっている。