紅葉の季節の大歩危小歩危や小便小僧も見ておきたいと、美濃田の淵からガタガタ車を走らせて向かった。
ひとつ心配だったのは、
「山道凍ってないだろうな」
ということだ。
と言うのも、家を飛び出そうと車に近づくと、フロントガラスがカチンコチンに凍ってしまっていたからである。
だが、心配は杞憂に終わった。
見事な秋晴れで太陽がそこそこ温めてくれたおかげで、まるで通常通り。問題なく運転できたのだ。
で、初めて大歩危近辺を歩いてきたよ。
結構長い距離に渡って遊歩道スペースが設けられてて、トンネルの外側を歩いていけたり、階段を降りて渓谷に近づいていけたりするのだ。