花粉の季節である2~5月頃の間は、重度の花粉症人間である俺にとっては外出を楽しむことが極端に制限される時期となる。大好きな散歩でさえも満足に出来ない状況に閉じ込められてしまうのだ。
だが、今は6月。おそらく俺の身体に反応する花粉は飛んでいないはずの季節の到来。
その6月最初の日曜日、俺はこの数ヶ月に蓄えておいた「散歩行きたい行きたいエネルギー」を全力で開放することにした。
無意味だけど重要なこだわり
洒落た言い方をするなら「ウォーキング」だろうけど、俺は「散歩」の響きのほうが好きだ。ウォーキングには、ダイエットや減量なんかの大層ご立派な「目的」が、歩く先に存在するような気がしてしまう。
一方の散歩には、「目的」なんていう仰々しいものは感じられない気がする。あてもなくぶ~らぶら。風に吹かれるまま、気の向くままぶ~らぶら。あるがまま。なるようになるだろう。レット・イット・ビーに風に吹かれて、歩こう歩こう私は元気。これが一番愉快なのである。
散歩中写真一覧
ぶ~らぶら歩きながら、「おや、こいつぁ粋だね」と思わず独り言が出たときだけ立ち止まり、スマホで写真を撮って悦に入る。んで、TwitterやInstagramに写真をアップして、同胞に見てもらって褒めてもらう。ますます気分は上々。ごきげんさんだ。歩く速度も気分にそって速くもなるというものだ。
そんなわけで、ここからは散歩中に撮った写真をいくつか載っけてみようと思う。
よくわからないが、俺にはこの風景が「たくさんの砲弾を備えた要塞」のように見えた。
(くれぐれも言っておくが、このときの俺も今の俺もいたって素面。ごくごく通常運行状態である)
※パソコンから閲覧の方は画像をクリックしてみよう。拡大されて見やすくなるよ)
子どもの頃から「空+がたがた道+電柱」の3点セットがお気に入りだった。
こういうところに関してはとてもベタなのが好みなのかもしれない。
ルートから少し外れたところにぽつねんとある小さな公園。
本来ならお子たちが喜々として駆け回っている光景があっても不思議ではない場所だ。
だが、お天気にもかかわらず、お子どころか誰一人やってきていない有様だった。
紫陽花に覆われた石碑。何か句のようなものが刻まれている。
高校の頃、ソフトボール部だった俺はこの階段の上にあるグラウンドで練習をしていた。
県大会前日に練習中に手首を骨折した思い出の地。せっかく皆気合を入れて練習していたので、水を差すのも申し訳ないと思いそのまま練習を続けたところ、途中で監督にバレて激怒された。俺は俺で気を遣ってたんだけどなあ。
上の2枚の写真、同じところを撮ったもの。スマホを構えた高さによって随分と雰囲気が変わるもんだなと思った。
とある写真に情熱を燃やしている方が取り入れている手法を真似をしてみた。何でもやってみないとわからないもんだ。
散歩中に見かけるのは、へんてこな用途不明の建物。こういう一見するとまるで無駄っぽいのも結構好き。
上の秘密基地みたいなのに登ってみようと思ったんだけど、中に蜂の巣でもあるのか、俺の親指ほどのスズメバチがブンブン飛んでいたので断念。
俺のような無粋な男といえども、花を綺麗だなと思うくらいの気持ちはある。
紫陽花となんだか可愛らしい黄色っぽい、オレンジ色っぽい小さい花。
まとめ
かなり久しぶりの山散歩。
とても楽しい散策をすることができた。
途中何度も蜘蛛の巣に引っかかり、心が折れそうになったが楽しく歩き続けた。
今度は滝の方へいってみようか。それとも旧家の方のお気に入りルートを歩こうか。
とりあえず今回の散歩メモはここまで~