無限ループの夢
「起きなさい」と耳元で声がして、「あっ、朝?」と起き上がると誰もいない。
誰が起こしてくれたのか不思議に思いながらも部屋を出る。
すると、部屋から出た瞬間また「起きなさい」と耳元で声がして、「あっ、朝?」と起き上がる。
これの繰り返しの夢を見たことがある。実際に目が覚めてからも、妙な感覚が残っていて、ちょっと部屋から出るのが怖かったのを覚えている。
雪女の夢
これはたしか父方の祖母の家に泊まった日に見た夢だった。
いきなり表情筋が貧相な雪女に追いかけられている夢だったのを覚えている。雪女の手には枝切り鋏。俺は豪雪の中を必死で逃げていると言う状況だった。基本的に「誰かに追いかけられる夢」よりも「高いところから落っこちる夢」の方が多い俺からすると、この夢はとても異質なものである。
この夢は3歳頃に見た夢なのだが、20年以上経過した今でもはっきりと当時の恐怖を覚えている。
まとめ
夢の話って大抵「なんじゃそれ」って感じなんだけど、文字に起こすともっと「なんじゃそれ」って感じだな。
子どもの頃は夢と現実の境目が曖昧だった気がするから、どんなに荒唐無稽な設定の夢を見ても「あれ? 夢? 昨日の出来事だっけ?」みたいな引きずり方してたような記憶がある。