星の岩屋を満喫した後、
俺は帰りの途中にある阿波史跡公園の未踏ゾーンに寄ってみることにした。
前に寄った時には知らなかったんだけど、実はこの阿波史跡公園には「卑弥呼の墓なんじゃないか」とされる、五角形の石段と祠があるらしい。
徳島のミステリーハンターとしては是非とも行っとかないといけないね。
それにしても、
徳島はキリストも、平家の落人も、源頼朝も、ユダヤ人たちも、果ては卑弥呼までいたのか。(そう言えば、中学時代に貰った化粧水が「卑弥呼の肌水」って名前だったな。ニキビが消滅した)
現場には車でかなり近づけるようだ。
だけど、妙にテンションが上がっていたために「歩いて行ったらぁ!」と歩いてくことに。
歩き始めてすぐ後悔した。
星の岩屋から仏陀石までの坂道に負けず劣らずの斜度。。。
途中にいくつかの神社。
松熊神社
いきなり建立年が不明だぜ。
俄然わくわくするね。御祭神が手力男命(てぢからお)、天宇受女命(あめのうづめ)っていうらしい。
天照大神に仕えた神様らしい。よくわからないけど、すごそうだ。
大泉神社
ちょっと山に入り込んで行かなきゃいけないんだけど、なかなか趣があっていいよね。ただイカダ状の橋があるんだけど、足首を持っていかれた。みなさんも気を付けようね。
詳しい方のブログを読むに、どうも泉そのものを祀ってあるらしい。
そして、こちらが
八倉比賣神社(やくらひめじんじゃ)
立派な神社でしょ。
でも、メインはこちらじゃなくて、
この立派な神社の横を通り抜けて行かなきゃいけないんだ。
横を通り抜けてくと山に入っていく。
ドラクエなら、このあたりに隠し扉か隠しアイテムがあるか、何かしらのイベントが発生しそうだな。
(実はこの反対方向に稲荷さんを祀ってある小さな鳥居があるんだけど、そっちを抜けてくほうが真っ直ぐ向かえる)
聞いた話だと、
このあたりは山そのものが崇拝の対象らしいから、御神体に入らせてもらう感じかな。
で、階段を上がってくと、
丁寧な石造りの祭壇がお目見え!
ちょっとわかりにくいんだけど、五角形。どうやらこれが噂の「卑弥呼の墓」らしい。
そういえば、さっきの大泉神社の泉のアレも五角形だったな。五角形ってなんか意味でもあるんだろうか。
五角形→五芒星と調べていくと、この形は黄金比と等しく、美しい形とされているらしい。そのあたりに何かしらヒントがあるのかしらね。
ちらっとネットで拾った情報によると、徳島県内には他にも2、3ヶ所卑弥呼の墓があるらしい。ここ(国府)と神山町と、あとはどこだろうな。剣山の付近かな。それか木屋平とかか?
結局、学がない俺がいくら頭をひねってみても、「もしも卑弥呼がホンマに徳島におったら面白そうやなあ」と漠然とロマンに鼻息を荒くするばかりだったな。
でも、いいんだ。
それはそれで楽しいし、ワクワクできるから。それにこうしてウロウロしてたら、また何かヒントめいたものにばったり遭遇するかもしれないし。
真実よりロマンだ。