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【浄瑠璃】松茂町歴史民俗資料館・人形浄瑠璃芝居資料館でうろうろ勉強してきた話

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徳島県といえば、「鳴門の渦潮」「阿波おどり」などが知られているかもしれない。だが、それと比肩するほどの古い文化がもうひとつ存在する。

それが「阿波人形浄瑠璃」である。

もっとも浄瑠璃も昨年「十郎兵衛屋敷」で初めて体験済みだから、今回はもう少し掘り下げる形を求めて、松茂町歴史民俗資料館・人形浄瑠璃芝居資料館に行ってきてみた。

松茂町歴史民俗資料館・人形浄瑠璃芝居資料館

事前に何も調べずに入館したため、「あれ? ここって入場料どうなってんだっけ?」と慌ててスマホを取り出し、ググってみた。どうやら入場料は無料のようだ。

ちょっとしたエントランスホールっぽい空間があり、そこから右手奥に進んでいくと、藍染すだちくんノレンがかかった入り口が見えてくる。

そこをくぐると……。

人形浄瑠璃芝居資料館

小学2,3年生くらいのサイズの大きな人形がお出迎え。(ふと稲川淳二の名作怪談「生き人形」が思い浮かぶ)

去年、浄瑠璃の劇を見たことで少しマシになった俺の人形恐怖症。おかげで今回はあまり怖がらず、「ほうほう、なるほどなるほど」と楽しみながら眺めていくことができた。

ただ、一部「これは人形恐怖症とか関係なく、誰でも怖いだろ」っていうのも紛れている。それもまた人形浄瑠璃ならではの魅力なのかもしれないが、怖い。。。

なにごと?

立派な絵画も飾られていて、「へえ、絵に描いてみると色味が鮮やかで見栄えも良いんだなあ」と着物や髪飾りなどの鮮やかさを再認識することが出来た。

「いきなり動き出すとか無しな」とへっぴり腰で豆義太夫人形を眺め、

いろんな人形の顔を恐る恐る眺めつつ、「いろんな表情があるもんだな」と感心しつつ、ウロウロ。ウロウロ。

独特な顔立ちの子たちに一瞬だけ人形恐怖症がよみがえりそうになりつつ、

いかにも浄瑠璃っぽい顔がたくさん並んでいた。。。さすがにちょっと怖いが、動き出すこともなければ、話しかけてくるわけでもない。何、全然怖くないさ。

何か猛烈に怖いのがあった。。。 (((( ;゚д゚)))アワワワワ

手前にレバーがあるんだけど、それを下にやると……。

ベロが出る。。。凄く警戒しながらレバー操作したのに、意外と変化が少なかった。(内心ホッとした)

そんなこんなで人形浄瑠璃の展示コーナーを見終えたところで、さらに奥に何かを展示しているのを発見した。

これは見に行かない手はないぞ、とウキウキした気分で進んでいった。

松茂町歴史民俗資料館

いきなり巨大な灯籠がお出迎え。どうやらここからは、「松茂町歴史民俗資料館」ゾーンが展開されているらしい。入ってみよう。

やけにリアルな人形がお出迎え。もう人形ゾーンは終わっていると余裕だった俺は、ここで一旦ビクッとするはめに……。

これは徳島県内の神社にある狛犬たちの種類を、並べて紹介するゾーンっぽい。たしかに狛犬もいろんなタイプがあるもんな。ある神社では狛犬ではなく、うさぎが鎮座していることもあったし。

何となく今にも「おしん」でも始まりそうな世界観。

古い民家を模した構造なゾーンを進んでいく。

急に「この家」を名乗るおじいさんに声をかけられ、びっくりして逃げ出した。(お客さんが入ってきたら自動的に流れる音源があって、松茂町における昔の話をしてくれるっぽい)

なんか奥に見えるな。

何でも3人背継ぎ獅子舞っていうらしい。この地域に伝わる、3人一組で獅子舞を演じる。まだ生で見たことがないので、いつか見てみたいな。

この船は実物の1/3スケールの模型だそうだ。

大漁旗って何でこんなにワクワクするんだろう。徳島県でも山よりで生まれ育ってて、海とはあまり縁もないというのに……。まさか山の神に続いて海の神にも呼ばれているのか?( ̄ー ̄)ニヤリ

機会があったら潜ってみようか。

出口を抜けてすぐのところに、謎のゆるキャラ風がガラスケースに封印されていた……。き、君の名は?

まとめ

これだけ色々と展示されていて、入場料無料とは……。松茂町、やるね。
場所がわかりにくいのと、駐車場が異様に狭いのを除けば非常に楽しいところだ。

施設全体を通して清潔感もあるし、何かしらの催しをしているようで賑やかなのも良い。かと言って賑やかすぎないのも尚良い。

阿波おどり空港から10分程度の場所にあるため、「搭乗まで1時間くらいあるなあ」「搭乗までに人形浄瑠璃を学んでおきたい」という時に行ってみるとちょうど良いかもしれない。

大変楽しゅうございましたm(_ _)m

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