海岸の漂流物で楽しみ、海岸すぐそばの定食屋さんで腹を満たし、機嫌よくなった俺は、ふたたび海岸の探索をしながら干潮の時を待つことにした。
海鳥を鳥撮り
初めての海での鳥撮りを楽しむ俺。
いつ姿を現すかわからない鳥を待ち、現れた瞬間にシャッターを切る。この「待ちすらも楽しむ」感じは、ある意味で釣りとよく似ている気がするね。
そうなると非常に俺に適した遊びといえるだろう。
何故なら俺は、釣りにせよ鳥撮りにせよ、「楽しいことなら何時間でも楽しく待つことが出来る」性格だからである。(何なら数時間粘って釣果0でも「楽しかった」と笑顔でいられるくらいなのだ)
この龍宮の磯は結構鳥が現れる。なので、楽しく過ごせた。
さて、どんな鳥が撮れたかというと……。
おなじみの鳶も現れたし、
多分チドリっぽい子も撮れたし、
きっとイソヒヨドリのメスらしき子も撮れたし、
カモメの仲間みたいなのも撮れたし、
もう少し近づいてくれたら、細かく見て種類にあたりをつけるんだけど、なんと言っても超望遠で辛うじて撮ってるレベルなのでよく見えない。。。
誰か超絶鳥に詳しい方、教えてやってください(´;ω;`)
ウミウっぽい集団も撮れた。
一気に5種も登場するなんて、鳥撮りにハマって以来初めてのことじゃないかな。もうこれだけで俺は大喜び。(俺の中では鳥撮りは、ポケモン図鑑埋めるのとほぼ同じ感覚なのである)
時刻を見ると、12時30分。あと1時間か。よし、あっという間だな。
よーしよしよし。早く砂場と磯場よ、陸続きになれ(*´▽`*)
次第に覚える嫌な予感。
その予感というか、違和感に気が付いたのは、12時50分くらいだっただろうか。あと40分ほどで「いい感じに干潮を迎えるはず」という感じの時だった。
間に昼飯を食べにいったのを除き、ずーっと海岸にいて海鳥を追いながらも、海を眺め続けていた。
そろそろ引き始めていくかしら?|д゚)
もうそろそろ引いてるのが目に見えてわかって良いころじゃないかしら?|д゚)
軽くソワソワしながら見ていたが、一向に引いていく気配が感じられないのである。さらに待つこと10分。20分。30分。。。
予定時刻まで、あと10分という段階で完全に察した。
うん、引かないな。こりゃ。
よくよく見てみれば、かすかに、そこはかとなく2時間、3時間前と比べれば少しは引いているのかもしれない。
でも、砂浜と磯場が陸続きになるイメージとは程遠い現実が、俺の眼前に広がっていた。
結局、その後も1時間ほど粘って待ってはみたものの、とうとう目に見えてわかるほどの干潮はおとずれずじまい。。。笑
本当は↑のような感じで、陸続きになるはずだったんだけどなあ。。。(某サイトで干潮情報を得ていたんだけど、いろいろ見方を間違えてたっぽい笑)
ひとり反省
今回も、ほぼ見切り発車したことが大きな誤算を生んでしまったな。。。
毎度のことながら、ザックリした情報だけを元に挑んでしまうと大抵失敗する。雲海の時もそうだし、とくに自然の状態に左右されるスポットは特に注意しないといけないのに。
もう少し事前調査をしっかりしていれば、こんなことにはならなかった。
……そう、毎回反省はするのだが、どうしても事前調査をしっかりきっちりする気にはならない。あまりにも調べすぎると、あらかじめ情報が頭にありすぎて「わあ!」という感動が薄れるかもしれないからだ。
予備知識が多すぎて、初見の感動が薄れるくらいなら、今回のように「見えませんでした。ごめんなさい。次こそ頑張ります」のほうがマシだと思ってしまうんだなあ笑
とはいえ、今回の一番のミスは、干潮情報の見方をよくわかってなかったことだ。それに関しては、しっかりしていても感動が薄れる心配のないものだっただけに、大きな後悔が残ることになった。
よし、次こそ頑張ろう! 次につなげていこうと思う。