ホルモンあぶらかすラーメン

はい、ドーン!!!
第一印象は、「想像してた以上にすっきりあっさりした見た目に驚いた!!」だった。もう少し「わて、ホルモンでおま」的なコテコテのホルモン感、あぶらかす感が満載なのかと思っていたからである。
とりあえずスープをひと口。
ここでも驚く。しっかり濃厚でありながら、それでいて見た目通りすっきりあっさりしているのだ。後味すっきり。やばいことに、いくらでも飲めてしまう、飲んでしまいたくなる味わいだった。
なんとかレンゲを置き、一旦水を飲んで小休止。

気になって仕方なかったあぶらかすを食べてみる。
あははは。ふははは。わははは。
口に含んだ瞬間、上品さを感じさせる洗練された脂の風味が……。脳が直々に俺に語りかけてきた。「おい、てめえ。とんでもなく旨いの喰ってくれたな! この野郎」と。
それに対して俺は、ひとりニヤニヤしながら飲み込むのだった。
もやしもシャッキシャキしているし、チャーシュー?もトロトロ旨いし、メンマも「ナニコレ? これがメンマ?」と目を白黒させてしまうほど旨かった。
唯一懸念していた、麺も大変美味しく、ちょうどいい細さというか太さというか。俺好みで嬉しいというか最高である。