
あっ、カエルがいた。
「なんだ、コイツの鳴き声だったか」と思ってしばらく眺めてみたんだけど、このカエル、うんともすんとも言わない。それどころか微動だにしない。どうやら死んでいるようだった。
あれ? じゃああの鳴き声はコイツじゃねえってことか?
それからしばらく辺りを探索してみたものの、何も見つからなかった。もしかするとカエルは俺がのぞき込んだ瞬間に熟睡してしまったのかもしれないな。とかなり強引に解釈、納得して車に戻ることにした。

しかし、この手すり、キンッキンに冷えてやがるな。めちゃくちゃ冷たい。しかも、濡れてるから、いざ体を支えるために握りこんでも思い切り滑ってしまう可能性がある。。。
もし、ここを訪れることがあるならば、足元同様手すりにも充分気を付けよう。
