徳島県民による徳島観光 美味しい記事 阿波

お昼から居酒屋たぬきで素敵な出会いと鬼のように旨い豚しょうが焼きをいただいた話

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この日は半休を頂戴してたので、お弁当はなし。なので、かなり久しぶりに外食を嗜むことに決めていた。

だが、予定していたラーメン屋さんは「完売」で閉まっていた。しょぼくれながら「もう家に帰ろう」とハンドルを握る俺。

そんな俺の目に飛び込んできたのが、「居酒屋たぬき」の看板。

見れば黄色いランプが回転している。一瞬「またの機会にしよかな」とも思ったんだけど、Twitterでの数名のフォロワーさんの顔(アイコン)が思い浮かんだんだな。(俺のフォロワーさんには結構な割合でたぬき愛好家が多いのだ!)

さらに駐車場には1台とまってるだけ。……なるほど。密にはならないっぽいな。よし、入ってみよう!

はい、入店!

ママさんらしき女性と、カウンター一番奥に座る常連さんらしき男性。2人が俺を出迎えてくれた。「お昼ご飯、食べられるんすかね?」と聞く俺に、一瞬難色をしめすママさん。でも、常連さんの「作ったりぃや」の一言で定食を作ってくれることになった。

豊富なメニューの中から「豚しょうが焼き定食」を注文する。常連さんいわく、ママさんは材料があれば柔軟に対応してくれるらしい。密かに「深夜食堂みたいやなあ」とテンションが上がった。

ママさんの調理を待つ間、ほろ酔い常連さんとニュースを見ながらトーク。合間にママさんの見事な相づち。これがまあ楽しんだな。

で、やってきましたるは……。

しょうが焼き定食!

甘辛い香りに生姜の香り。
味噌汁もワカメとネギたっぷり。
漬け物も、小鉢のおかずも良い感じである。

そして、ご飯も最高だ。
「この人、大盛りにしたげて」と常連さんが言ってくれたからか、ご飯も大盛り。

「いっただきます!」

たくさんのご厚意に感謝しつつ、食らう!

小鉢に手をつける。切り干し大根ってのかな。ほどよい優しい味つけだが、白飯がすすむやつだ。ここ数か月ですっかり薄味好きになった俺としては、こういうのが非常に嬉しい。

ママさんと常連さんの軽快なトークを耳で楽しみながら、舌鼓をうつ。

ご飯を食べながら、味噌汁をすする。
あー俺の好きな味噌汁や。
味の表現力が皆無なので申し訳ないのだが、「あー俺の好きな味噌汁や」という味がすると思ってくれ。わかってくれ。頼む。

赤味噌も好きなんやけど、最近は白味噌っぽい優しい風味がお好みなのだ。

んー俺は優しさに飢えてんのかな笑

さらに飯がすすむ
やばい。メインディッシュ前に飯がなくなるやもしれん。。。それくらいの勢いなのだ。

一旦美味しい水を飲んでから、一旦漬け物をパクパク。これがまた旨いのよ。危うくまた白飯を食ってしまいそうになるのを抑えつつ、一息ついた。

そして、メインディッシュである豚しょうが焼きをいただく。

ひと口!

!!!!!

香ばしく甘辛く、これぞ「しょうが焼き!」ってやつでマジ旨いんだわ。ガツン、と旨いやつ。

俺、思うにママさんって塩加減抜群に旨いのかもしれないな。完全に胃袋捕まれた笑
こりゃ半端ねえ!!

ママさんいわく左側と右側でお肉が違うそう。「もしかしたら左のはちょっと硬いかもしれん」とママさん。たしかにちょっと硬かったが、それも含めて良いアクセントになってて良かった。

瞬く間に食いつくしちゃったわ。

常連さんが俺の食べた後を覗き込み、「おー、綺麗に食べとるわ」と笑った。「いやあ、めっちゃ旨かったっす」と言うと、ママさんも嬉しそうに笑ってくれた。

たまに書いていることだが、俺はホンマに旨かったときは会計のときなどに、お店の方を見つめて「ごちそうさまでした」「旨かったっす」と伝えるようにしている。

多分お皿やお茶碗の空っぽ具合をみれば、「旨い旨いしたんだろうな」と伝わると思う。けど、伝えて相手が喜ぶことなら声に出したほうが良い。

今回もちゃんと伝えられて良かった。(しかも、これで600円だからね)

それにしても、居酒屋たぬき。めっちゃ旨かったな。まだ未食のメニューが20種類以上あるから、また訪れたいものだ。

さて、コロナも長々と続いてるから、次に外食出来るのはいつになるかしらね。 仕事柄老若男女問わず関わるから気を遣い過ぎるほど使ってるから、なかなか外食する勇気がないのよね。。。

ちなみに常連さんとママさんと話すのに夢中で写真を撮り忘れたが、店内にはたぬき関連の小物がたくさんあったな。定番のたぬきの焼き物はもちろんとして、カウンター上にも小物たぬきが並んでたりしてなかなかウキウキするお店だったよ。

たぬきグッズに興味がある方はぜひ一度訪れてみてほしいところ。

飯は旨いし、店の雰囲気は良いし、めちゃくちゃリーズナブルだし。メニューもめちゃくちゃあるし。次はチョリソー定食なんてお願いしようかなと思いつつ、またお好み焼きも食べられるっぽい鉄板もあったので、そちらも楽しみである。というわけで、久方ぶりの外食を楽しんだ俺であった。

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