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【鴨島町】徳島県で東京らーめんを楽しめる時代やさんに行ってきた【大将の心意気】

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衆院選等の期日前投票にいってきた。その帰りに「そうだ、東京ラーメン喰ってみよう」と思い、寄ってみたのが「東京らーめん時代や」である。

実は3年前に鴨島駅前の商店街を探索した際に見つけて、「一度食べに来ないとな」と思っていたお店だ。ちなみに3年前の記事に登場する「時代や」と2021年現在の「時代や」は姿が異なるので、その変化具合も見比べてみてみると面白いかもしれない。

東京らーめん時代や(2021年版)

↑が2021年現在の「時代や」。

そして、↓が2018年の「時代や」。

そう。当時の記事のなかでは「そば処」として登場していて、「一日一食そばを食べよう」のスローガンが玄関自動ドアに書かれていたことが紹介されている。あれから3年。時代やはラーメン屋さんになっていたのだ。

はい、十分に懐かしんだところで入店!

思いもよらないお出迎えが待っていた笑

思いもよらないお出迎え

入店してすぐに「えっ、なんで?」となったのは、何故か軽自動車用の中古タイヤが置いてあって、なおかつそれが売り物だったからである。なぜラーメン屋さんにタイヤが? 

しかし、細かいことは気にしない俺はそのまま奥に進み、貼りだされた巨大メニュー前で仁王立ちして見上げた。

もう投票してきて腹ペコだったのである。

うーん、どれにしようかなあ……。(なんかいろいろ気になるなあ笑)

限定の鳥塩らーめんも気になるし、油らーめん(まぜそば)ってのも旨そうだし……。でも迷ったとき、初めてのお店では一番左端のメニューを選ぶことが多い俺。このメニューボードにも貼られているとおり、その店の定番メニューが記されているからである。

さんざん迷った挙句、「しょうゆらーめん、ひとつお願いします」と注文。

そして、適当に着席。時刻は11時2分。俺以外にお客さんは誰も来ていないため、選びたい放題だった。

いろいろ情報や面白いことが書かれた短冊が貼られているので、覚えている限り拾ってってみようか。

まず、「当店のら~めんは徳島ら~めんの約1.5倍、1人前150gあります!!」という情報。なるほど。徳島ラーメンって1人前100gなんやな。全然知らんかったから勉強になった。(あれ? 計算合ってるよね?笑)

「麺の替え玉はやってません。はじめに量を決めてください!」とのこと。こういうのって結構重要な情報よね。

「餃子、からあげ、セットなどの注文はら~めんと一緒に注文してください! あと注文は遅くなりますので! ヨロシク」とも書かれている。つまりまとめて注文したほうがお互い良いテンポで心地いいよってことかな。

それから、「うちの父!!マスクも会話もズレまくり!!」「年重ね くしゃみするのも 命がけ」「この動悸 昔は恋で 今病気」など綾小路きみまろさん的な愉快な短冊が店の至る所に貼られていて飽きない笑

日曜や祭日はお休みとのことなのでご注意を。

なんて言ってるうちに上品な雰囲気の女将さん?が「しょうゆらーめん」を持ってきてくれた。

しょうゆらーめん

いやあ透明感抜群のスープに、チャーシュー。ネギ。メンマ。ほどよい太さの麺。シンプルイズベスト。このシンプルさがむしろこだわりの強さを感じさせてくれるではないか。勘違いかもしれないが。

でも、香りも良い。ちょっと寒かったのでスープをいただいてみる。あーうめえわ。ごま油入ってのかな? ちょっと香ばしい感じが非常に美味しい。俺のラーメンセンサーが「おい、これ、うめーやつだ」とピコンピコンだ。

ラーメンの太さも絶妙。太すぎず細すぎず。丁度!

チャーシューもとろとろで柔らかく味が染みてるね。メンマもクセがない、俺の好きなヤツで嬉しい。

ネギの存在感もあってとても美味しい一杯。

それから書き忘れてたんだけど、期間限定なのかは不明だが、すべてのラーメンが500円で提供されている。お店前に置いてある立て看板にさ、要約すると「こんな御時世、みんな大変ですよね。こんな時代だからこそ、みなさんに感謝して味も量もそのままで500円でふるまっちゃいます。お腹いっぱいにしてみんなで頑張ろう!」という内容の大将の気持ちが書かれてるんだ。

この飲食店さんが軒並み大変なご時世に、なかなか出来ないことだと思う。

本当に美味しかったし、心まで温かく満たされたような気持がするね。ごちそうさまでした。

鴨島駅周辺までお越しの際は、ぜひこの格好いい心意気の東京らーめんをどうぞ(*´▽`*)

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